「ありがとう」という言葉の威力

2011.05.17
    

写真は、昨日のお昼に食した「イタリアンスパゲティ」。
鉄板の上にタマゴが敷かれ、その上に赤ウインナーが2本乗っかっています。
何だか懐かしいでしょ・・・・。
私はこの “イタスパ” を食べるために、清須市内(旧清洲町)にあるこの喫茶店をよく利用します。
このお店のメニューには”鉄板”を用いたものが多いのです。 「焼きそば」・「鉄板ソースチャーハン」・「鉄板ハンバーグ」等々・・・。 私がこのお店を気に入っている理由の一つがこれかもしれません。
“鉄板” にこだわる、これが他店との差別化にもなっているのでありましょう・・・。
 
さて、今日の本題に入ります。
昨日のことではありませんが、数週間前、いつものようにこの喫茶店で昼食をとっているときのことです。 このお店のオーナー夫人と思しき人が、厨房から出てきて私に言うのです。
 
「いつもありがとうございます。今日はホット(コーヒー)でよろしいですか?」
 
普段、私は昼食を食べた後にコーヒーを注文するのがお決まりのパターンとなっているのです。
しかし、前日に利用したときは、午後のスケジュールがタイトだったために急いで食事だけを済ませ、コーヒーを注文することなくお店を出た私。
この日はこの日で、お腹の具合が本調子でなかったため、コーヒーは飲まずに帰ろうと思っていたのです。
そこへ、上記の言葉・・・。
 
思わず 「はい、お願いします」 と答えている私がいました。
 
その時に痛感したのが、『ありがとう』 という言葉の威力であります。
この言葉に反応し、私の頭の中に “脳内モルヒネ” が分泌されたのでしょう。 追加注文を促されて、つい 「お願いします」 と言ってしまうのです。
私自身もほくそ笑んでしまいましたが、これこそ 『ありがとう』 の言葉の強さを応用した商売上のテクニックですよね・・・。