「断定疑問形」を使わない

2010.10.07
    

写真は、昨日我が家のベランダで収穫された 「キュウリ」。
次女(小学2年生)が、学校から持ち帰ったプランターに育った 「キュウリ」 です。
春に苗を植え、夏休みに2本だけ収穫ができたのです。
以降、この夏から秋にかけての暑さで、”しな~”。 元気がなくなってしまいました。
葉っぱも黄色くなってしまい 「もう枯れちゃったのかな・・・」 と思っていたところに実をつけてくれ
ました。
昨日、妻の立会いのもと、次女が嬉しそうにハサミを入れたのだそうです。
妻は、子供たちに思いっきり愛情を注いでくれています。そんな妻に私も心より感謝しています。
我が家の子供たちは、そんなお母さんが “大好き” です。
 
さて、子育て、「子供との会話」 において使ってはいけない とされるのが 『断定疑問形』 と
いわれるもの。
「こんなことも分からないの?」 とか、「もっと早くできないの?」 とか、こういう言い方、よくしてい
ませんか・・・?
こうした言い方を 『断定疑問形』 というのだそうです。
 
これらは、”疑問形” になっているからといって、決して相手に何かを “質問” しているわけでは
ありません。
「こんなことも分からないなんて、どうしようもないね」、「こんなに時間がかかるなんて、愚図な人
だね」 っていう感じで、相手に対して “ダメ” の烙印 を押しているようなものなのです。

言われた身になって考えればわかりますが、こういう言い方は、相手の心を “逆撫で” します。

上記の例であるなら、「こういう知識を持っておくといいよ」 とか、「もう少し早くしてくれると助かる
なぁ」 みたいな言い方に換えると、相手も “聞こう” という気にもなり、改善につながっていくのだ
とか・・・。
言い方一つで、随分と変わるものです。

「相手に伝わってなんぼ」 という観点からすれば、『断定疑問形』 は極力使わないように意識した
ほうがいいかも知れません。
これは、「子育て」のみについていえるのではなく、大人同士の関係、たとえば、「上司」と「部下」
でもいえること。 部下を持つ立場の人は、充分に気をつけたいところです・・・。