「良いものは真似る」 (ウィズコ・フィロソフィー)

2010.10.05
    

昨日のブログで、私の十八番である 『上げ潮じめ』 は、盛和塾先輩塾生の “パクリ” だという旨
を書かせていただきました。
 
昨年の何月だったか、盛和塾名古屋例会「懇親会」の場において、先輩塾生がこれを披露されま
した。 それをみて、大笑いした私でありますが、「こういう御時勢のなか、場を和ませ、皆に元気を
与える、素晴らしい締め文句だなぁ・・・」 とつくづく思いましたので、自社でも真似て使わせてもら
うことにしたわけです。 結局、自社内に留まらず、業界団体の懇親会等でも、これを何度となく
披露することにもなりました。 (もう、何回やったか覚えていないくらいです・・・)
 
実は、この『上げ潮じめ』、私が真似た先輩塾生も、別の塾生がやっていたのを真似られたのだと
か・・・・。 先日の 「盛和塾全国大会」 のときに、それを聞かされました。
本家本元は、[盛和塾千葉] に所属される ゼットエー株式会社の扇山社長。
先日、「盛和塾名古屋」の自主例会において、講演をしていただいた方です。
当日の懇親会の最後に、扇山社長による 『上げ潮じめ』 を披露いただきましたが、私のソレとは
勿論、私が真似させて頂いた先輩社長のソレとも随分ちがうなぁ・・・ と感じました。

何人かの人を介していくうちに、そのもの自体が少しずつ変わっていき、最後は別物に近いような
ものになっていくんだなぁ・・・ ということを感じた次第です。
これって、何に対しても同じことが言えますよね・・・。
  
下の写真は、7月に 「賃貸仲介部」 から 「売買仲介部」 へ異動した武田賃貸部統括(当時)の
送別会における “締め” の様子。
賃貸仲介部の面々が、皆で 「上げ潮じゃ~」 と雄たけびをあげているところです。

さて、そんなことで、今日は当社のフィロソフィー手帳 『ウィズコ・フィロソフィー』 の中から、
「良いものは真似る」 という項目がありますので、それを以下にご紹介させて頂きます。
 
「良いものは真似る」
[「真似る」という言葉を聞くと、あまり良い印象を受けない人も多いかも知れません。考えも無く、むやむに他人の真似をする 「猿真似」 であれば確かにそうでしょう。しかし、対象物が明らかに良いもの、言い換えれば、”成功モデル” が目の前にあるのであれば、まずはそのまま真似るべきだと思います。 その上で、自社の 「独自性」 や 「ユニーク性」 を発揮し、差別化を図り、更に良いものを創りだしていくように努力していけばよいのです。 日々の仕事においてもそうです。仕事のできる人の 「行動」 や 「思考」、「習慣」 といったものを真似ることで、自分も仕事ができる人間になれるのです。 そして、その習慣が身に付いたら改善をし、自分自身のノウハウにするのです。それが成功への早道だと考えます。 「学ぶ」 の語源・由来は 「真似ぶ」 とされます。つまり、「真似る」ことは、「学ぶ」ことなのです。 ですから、「良いものは良い」 と素直に認め、片意地張らずにそれを真似ること、まずはここからです。]