「CoCo壱番屋」 第一号店

2011.11.24
    

写真は、皆さんもよくご存知の”ココイチ”こと『CoCo壱番屋』さんです。
昨日、清須市内の賃貸マンション・アパートに「入居者募集看板」を設置して廻っていた私。
途中、「針金」が無くなり、同市西枇杷島町内にあるホームセンターへ購入しにいったついでに、ここで昼食をとりました。
 
『CoCo壱番屋』といえば、東京証券取引所第一部に上場し、北は北海道から南は九州・沖縄まで日本全国に店舗展開をし、その数は昨月末で1,226店舗。 海外にも63店舗を展開しており、合計すると1,289店舗にもなります。 (カレーハウスCoCo壱番屋ホームページより)
 
その中の”第一号店”が、なんと、この「西枇杷島店」なのです。

 

店舗入口のところには、「昭和53年1月17日に開店した第一号店」であることを示すプレートが掲示してあります。
今日は、この一号店開店までのエピソードみたいなものを記させてもらいます。
数ヶ月前に喫茶店で読んだ毎日新聞の記事を 「いつかブログに記そう」と思って、メモっておいたのです。それを文章にまとめさせてもらいます。
もし、違っている部分があったらゴメンなさい・・・。
 
 
株式会社壱番屋の創業者である宗次徳二さんは、当初、大和ハウス工業に勤務をされておられ、職場結婚した妻・直美さんと二人で独立。 当社と同じ「不動産仲介業」を始められました。 宗次さんが24歳のときです。
しかし、不動産業界は安定収入の保証がないという理由で、業種転換を決意されます。
社交的な妻・直美さんの性格を活かしつつ、日銭商売で、手っ取り早く始められそうな喫茶店がいいだろう・・・ ということで、「バッカス」という名の喫茶店を名古屋市西区に開店。 それが昭和49年のことです。
喫茶店経営をしていく過程で、家庭的な味が受けるのではないか・・・ とひらめき、直美さんに「新婚時代に作ってくれたあのカレーをメニューにしようじゃないか」と提案し、それが当たったのだそうです。
東京のカレー店を視察に行った帰りの新幹線の中で屋号が決まりました。
「自分の店のカレーが一番、ココがイチバンや」
そして、この地(当時は西春日井郡西枇杷島町)にカレー店を開店したというわけです。
 
今は会社の経営を後進に譲られ、「創業者特別顧問」という肩書きの宗次さんですが、33年間でここまでの大企業に育ったのですから物凄いサクセスストーリーですよね。
そんな経緯を頭に入れながら、この「西枇杷島店」でカレーを食べるとロマンを感じます・・・。
 
また、宗次直美さん(前会長)は、私の中学(新川中)の先輩なんだとか・・・。
TwitterのフォロワーさんであるSさんから教えて頂き、今朝その事実を知りました。
ますます、ロマンを感じちゃいます。

  
最後に、宗次さんの言葉を記させてもらいます。 素晴らしい言葉です。
「夢なんて無くてよい。小さな目標に向かい”本気”で取り組めば、目標は達成するものです。 始めの目標は小さくてもよいのです。一つ達成したら次はもう少し大きな目標にチャレンジするのです。 “本気”であれば、その目標は叶うものです」