『夷険一節』、この方に書いていただいたんです!

2020.06.18
    

週に一回程度の更新予定ですと記したのに、中二日での投稿となりました。


前回、私の座右の銘である『夷険一節』(いけんいっせつ)の文字を額に入れて社内に掲示している旨を記しましたが、今日はこの文字を誰に書いてもらったかについて記します。


実はこの書、高校野球ファンの方なら殆どの方がご存知だと思うのですが、島根・開星高校硬式野球部監督の野々村直通先生に書いてもらったのです!!


私は、「あなたの尊敬する人物は誰ですか?」と尋ねられた場合に、必ず名前を挙げるのが、盛和塾・稲盛塾長こと稲盛和夫氏(京セラ名誉会長)、白洲次郎氏(吉田茂側近 / この人物については、どこかのタイミングで取り上げさせてもらいます)の両名でありますが、この方の生き方もある意味 ‟素敵‟ だと思っています。それが、野々村先生です。


野々村先生とは2年前、島根に出張に行った際にご縁をいただきました。その後、私が所属する全管協(全国賃貸管理ビジネス協会)の四支部合同例会での講演をお願いしたのです。講演の当日、講師控室にてご挨拶をさせて頂いた際に、この『夷険一節』の文字を書いて頂きたい旨、お伝えしました。
実は先生、「山陰のピカソ」と呼ばれるほど有名な画家で、専門は絵画。なので、当初は「書はねぇ・・・」と仰っていたのですが、それを押し切るような形でお願いしました。


☝ これらの絵は野々村先生の作品です。今年の「JAしまね」のカレンダーに用いられています。


先生との直接的な会話やメールでのやり取り、その著書を通じても「とても真っ直ぐな方」だと感じます。その “直通″ という名前がまさにピッタリ。監督時代の失言で、ちょっとした社会問題になってしまったことはありますが、それはそれ。そのヤクザのような見た目も相まってそうなったところもあるのだと思いますが、教え子からはしっかりと慕われているのです。ちなみに、現在プロ野球界で活躍中の教え子としては、DeNAベイスターズの梶谷選手、阪神タイガースの糸原選手らがいます。兎にも角にも、この『夷険一節』の文字を書いて頂くのは、その言葉の意味するところからしても「この人しかいない!」と直感したのです。


先生は当時、開星高校の監督は定年退職に伴い勇退されておられたのですが、今年の4月、予期せぬ形で監督復帰されました。来年以降、甲子園での雄姿を再度見られるかも知れないと思うと、とても楽しみ、ワクワクします。 頑張れ開星高校! 野々村監督!!


でも、開星高校が甲子園で相手チームに打ち勝つより先に、まず私たちがコロナウイルスに打ち勝たねばなりません。明日19日から県をまたいだ移動が可能になりますが、感染予防対策を万全に臨んで参りましょう。 

みんな、締っていこうぜ!!