【不動産豆知識 / 賃貸編】「アパート」と「マンション」の違い

2021.06.04
    


今日は【不動産豆知識】と題し、どういう物件を「アパート」と呼び、それに対し「マンション」とはどんな物件を指すのか、よくお客様からも質問されますので、その“違い”について記載します。

※正直なところ ネタが見つからないので、苦し紛れの投稿です・・・ (^^;


まず「マンション」からいきます。

「マンション」とは、中高層(3階建て以上)の鉄骨造、鉄筋コンクリート造の分譲住宅および共同住宅(賃貸住宅)をいいます。


これに対し、「アパート」とは2階建て以下の低層の共同住宅(賃貸住宅)をいいます。

建築業界における賃貸住宅の区分は、この「マンション」か「アパート」の二つに分けられますが、私たちの賃貸仲介業界においては、「アパート」を「アパート」「コーポ」「ハイツ」の三つに区分けして呼んでいます。


では、それぞれ、どう違うのでしょう?


まず、「アパート」は、いわゆる “アパート~” っていうヤツです。

若い世代の方じゃピンと来ないと思いますが、私のようなオッサン・オバハン世代の方には、「オバQでラーメンをすする小池さんが住んでいたような物件」といえば分かりやすいでしょうか・・・。木造のちょっと(だいぶ)古い感じのものです。


「コーポ」・「ハイツ」は、鉄骨造および木造で、上記の定義でいう「アパート」に該当するほど古くはないものから、最新のものまでを指しており、大手ハウスメーカーなどの建築による2階建ての共同住宅(賃貸住宅)をいいます。


地域によって多少の呼称表現の違いはありますが、一般的には 鉄骨造のものを「コーポ」と呼び、木造のものを「ハイツ」と呼んでいます。


それ以外に「テラスハウス」というものもあります。

この意味は、ズバリ「長屋」。連棟タイプの住宅を言います。

昭和40年代・50年代の長屋の借家(貸家)であっても、広告媒体によっては「テラスハウス」と記しますので、何だかピンとこないというか、イメージが合いませんよね・・・。


また、「メゾネット」(メゾネット式住宅)というものもあります。

これは1階と2階で一世帯を構成している住宅を指します。

ですから、2階建ての長屋式住宅は「メゾネットタイプのテラスハウス」ということになります。


今日のような【不動産豆知識】は、今後ブログのネタに困った際に発信させていただこうかなぁ・・・ と思っています。


このコロナ禍で外出する機会が激減、本来なら参加するはずのイベントにもほぼ参加していないといいますが、行事自体が大方中止になっていますのでブログネタが枯渇、以前のような毎日投稿ではなく、週2ペースの投稿であっても結構しんどいんです。 (^^;


では皆さん、今日も “いい一日” をお過ごし下さい。

お互い 顔晴(がんば)って参りましょう!!



あ、そうそう。

今日用いた写真は、当社の近所にある賃貸物件。

大東建託さんが建てた木造2✕4(ツーバイフォー)の賃貸住宅です。

建築会社では、この物件を「アパート」と表記しますが、賃貸仲介を本格的に行なっている会社は、これを「ハイツ」と表記します。