【渡辺の本棚】 「斎藤一人のツキを呼ぶ言葉」

2010.12.14
    

今日は、私の”大好き”な斎藤一人さんに関する本。 『斎藤一人のツキを呼ぶ言葉』(東洋経済新報社)をご紹介します。
これは、斎藤一人さんによって書かれた本ではありません。一人さんの行きつけの”本屋さん”の経営者である清水克衛さんが、一人さんと接する中で学んだ 「ツキを呼ぶ言葉」 の解説をしたものであります。 一人さん自身の著書は、一人さん独特の言葉で語られていますので、読者にとっては時として分かりにくいところもあるわけです。
普段一人さんの身近にいる人が、一人さんの言葉を解説したほうが分かりやすいのではないか・・・という観点から書かれたのがこの一冊。 監修として、一人さんの “お弟子さん” である小俣貫太さんが付いて世に出た一冊であります。
 
この本には、”人生を生きる上での知恵” のようなものがテンコ盛りに記されています。
まさに “目から鱗” といった言葉がピッタリの 「素晴らしい考え」 であったり、「素晴らしい表現」 をたくさん見つけることが出来ました。

今日は、その中から 「幸せになる3つのコツ」 というものについて記させてもらいます。
「3つのコツ」、まず一つ目は “不完全主義者になれ” というもの。
人間というのは、完璧ではありませんので何かを行なうと必ず不完璧な部分が出てきます。このとき、そこを見て自分であったり、他人を責めてはいけないということです。
それよりも、上手くいったところを見て 「良く出来てよかった」 と思うことが大切だと一人さんは言っておられるようです。
そして、上手くいかなかったところを次回は “改良” するように努めるのです。
終わったことを責めたって仕方がないことです。それを気に病むのではなく、ただ改良していけばいいのです。 こうすれば、誰も傷つけることなく確実に仕事のスキルも向上していくと述べておられます。
 
そして、二つ目は、”人相を良くせよ” というもの。
以前の私がそうだったように、眉間にしわを寄せて 「幸せ」 を望んでも、決して 「幸せ」 は手に入らないものです。
とくかく “笑顔” をつくること。 笑顔の人には、誰しも物事を頼みやすいので、頼まれごとが増えます。そして、それをこなしていくうちに、いつしか自分の得意なものが見えてきます。 それが周りから認められるようにもなり、仕事が上手くいくようになるという理屈のようです。
フィギュアスケート・村上桂菜子ちゃんばりの “笑顔” を目指したいものです・・・。
 
三番目は、”運に勢いをつけよ” ということ。
そもそも “運勢” という言葉があるように、”運” には “勢い” が必要なんだそうです。
「頼まれごと」でも「仕事」でも、また「返事」一つとってもスピードをつけて勢いよくやることが大事。 同じ返事でも 『はーい』 と 『はい』 では全然違うわけです。
『はーい』 だと、「あいつは返事をしたくないんじゃないかな・・・」 と思われてしまいます。
自分が、「決してそんなこと思っていません!」 と言ったところで相手にそう思われたらアウトなんです。
 
以上の3つを実行していくだけで 「ばん、ばん、ばんと幸せになれる」 と一人さんは言っておられるようです。 こんな簡単なことで 「幸せ」 になれるんだったら、やらなきゃ損ですよね。
私はもう実行していますよ。 皆さんも、早速実行されたら如何でしょう・・・。
 
 
さて、今日は今から全国賃貸管理ビジネス協会・東海支部の 「役員会」 ならびに 「研修会」(経営者セミナー) に出かけてきます。 研修会終了後は、「忘年会」 も行われます。 明日は明日で、静岡市で行われる「忘年会」 に出席予定です。 今回は、思いっきりはじけてこようと思っています! “上げ潮じめ” は任せろ!って感じであります。