【渡辺の本棚】 誰からも「気がきく」と言われる45の習慣

2011.09.17
    

本日ご紹介させて頂きますのは、『誰からも「気がきく」と言われる45の習慣』(能町光香/クロスメディア・パブリッシング)。
著者の能町光香さんは、外資系の証券会社・製薬会社・老舗宝飾品ブランドの社長室などで勤め、現在も現役の秘書として活躍中。日本人では数少ない上級米国秘書検定(CAP)合格者として、マネジメント層の右腕となり活躍できるエグゼクティブアシスタントの養成に力を注いでおられる方であります。
そんな”一流秘書”が、「気づかい」の極意なるものを分かりやすく解説したのが本書であります。
 
「私が、なぜこの本を手に取ったか?」ということでありますが、私自身が気がきかないからに他なりません・・・。
以前の私は、自分でも 「オレって、ホント気がきかない人間だなぁ」 と感じることが多かったのです。 “ぼーっ”としていることも多く、親から 「ボーちゃん」 というあだ名を付けられたこともあるぐらいなんです・・・。
そんな自分でありますが、「何とか変わりたい・・・」、「周りの人々の役に立ちたい・・・」、という気持ちが強くあるのです。
最近では 「以前よりは多少 “マシ” になったのかな・・・?」 と感じるときもありますが、まだまだです。  
 
本書内にも記載がありますが、「気のきく」人は、余計なお世話をせず、”感謝”と”信頼”を集めるポイントをおさえています。相手の考えを理解し、先読みする技術を有しているのです。
本書では、著者が秘書生活を通じて習得した(自分のものとした)ノウハウ等を余すところなく伝えてくれており、個人的には凄く勉強になりました。
皆さんも、そんな”一流秘書”の技術や習慣を本書を通じて吸収してみては如何でしょう・・・。