ウィズコ・フィロソフィー

2009.03.16
    

フィロソフィーとは、「哲学」・「考え方」のことです。 ”社員の思い” は、びっくりするほどバラバラです。「育った環境」や「人生観」が違うのですから当たり前とも言えるでしょう。しかし、それを合わせていかないことには当社の掲げる経営理念やビジョンの実現、壮大な目標を達成することはできないと思っています。 目標達成は、ジグソーパズルを完成させる過程に似ています。5千ピースや1万ピースもある難しいジグソーパズルです。取りかかる前は、「こんなの本当にできるのかな?」と思えるのですが、ピースを1個1個埋めていけば、それだけ次にどこを埋めたらいいかの可能性がドンドン見えてきます。更に、これを何人かで取り組めば、より早く完成させることもできるのです。 しかしながら、その制作過程において非協力的な人間がでたり、「この部分は違う!」とせっかく埋めたピースをはがしてしまうような人間がでたりすると完成スピードが遅れるばかりか、完成させることができなくなってしまいます。そういう意味から、何としても社員全員の意思を合わせる必要があるのです。 そこで、私が常日頃 『盛和塾』 で稲盛和夫塾長(京セラ名誉会長)よりご指導、勉強させていただいている「稲盛哲学」に私なりの考えを加え、『ウィズコ・フィロソフィー』という形でまとめあげ、”手帳” という形で発行いたしました。 昨年12月末に全社員に配布をし、今年1月より各部署の朝礼時に皆で輪読をし、感想を述べ合うという形で社内でのフィロソフィー浸透に努めているところです。これは、当社が存続する限り永久に続けていくつもりでいます。『ウィズコ・フィロソフィー』は全部で108項目あります。これは、人間の煩悩の数と同じです。その内容を時折このブログの中でもご紹介させていただき、皆様に当社、ウィズコーポレーションの考え方をご理解いただけたらと思っています。  左上の写真は、管理課での輪読風景です。