サーカス小屋の象になっていないか?

2012.01.21
    

皆さんは『サーカス小屋の象』の話をご存知でしょうか? 
これは以前にも記したことがありますが、とても分かりやすい例え話ですので今一度いかせてもらいます。 (実は”ネタ”が枯渇しているためなんです。スミマセン・・・)
     
サーカス小屋の象は、地面に打ち付けられた杭にクサリ一本で繋がれています。
あの大きな象なら杭を引っこ抜いて逃げ出すことぐらい容易なはずですよね。
なのに、サーカス小屋の象はおとなしく繋がれているのです。 

どうして逃げ出さないのでしょう? 
おそらく、サーカスの象がまだ小さくて力のないときは逃げだそうと試みたに違いありません。
でも、杭を引き抜くほどの力がなかったがために逃げ出すことが出来なかったのです。 

この象が大きくなった今、その気になれば簡単に逃げ出すことが出来るはずなのに逃げだそうとはしません。
象は繋がれていると逃げ出せないと思い込んでいるだけなのです。 

このことは、私たち人間にもそのまま当てはまります。
つまり、”できない”という「思い込み」が自分の成長を妨げることになってしまうのです。
 
「自分には無限の可能性があるのだ。今は出来なくても、必ず出来るようになる」・・・
そう信じることが大切なんだと思います。 
 
かくいう私自身も、時として「サーカス小屋の象」になっていることに気づくこともありますが、自己の能力を”未来進行形”で捉え、何事にも積極的に取り組み、ポジティブに生きる姿勢を大切にして参りたいと思います。
 
一度きりの人生、悔いのないよう精進です・・・。