ノスタルジー

2010.06.26
    

今日は昨日の続きみたいな感じになりますが、2泊3日の東京出張において、中日の23日(水)
に何を行なっていたかについて記したいと思います。
 
休日の23日(水)は、午前中と夕方以降に予定を組んでいました。
午前中は、品川区内で中古マンションの購入を考えている義妹と不動産業者との折衝に立会い
ました。(結局、今回候補に挙げた物件については見送ることとなりました)
夕方からは、都内の大学に通う長女と吉祥寺にあるスペイン料理店でディナーを楽しみました。
考え方も随分と成長した娘に驚きと嬉しさを感じました。
(遅ればせながら “父の日” ということで、ネクタイをプレゼントしてくれました)
 
こんな感じで予定通り過ごしたわけですが、
昼1時半から夕方5時までの時間がポッカリと空いていました。 「どうしたものか・・・」と考えた末
 
「よし、学生時代に暮らしていた街に行ってみよう!」 
こんなことを思い立ちました。
 
当時私が暮らしていたのは、東京都練馬区土支田4丁目。
東武東上線「成増駅」からバスで12~13分程いったところにあります。
 
その街を離れて25年になりますので、さすがに大きく変わっていることだろうと思っていました
が、なんのなんの・・・、変わっていないところは、それこそ “当時のまんま” であります。
何と言っても、当時私が住んでいた木造のアパートがまだあるではありませんか・・・。
これには感激です!!
「八坂グリーンハウス」。 今から25~28年前に借りていたアパートです。(上の写真)

懐かし~っ!! ノスタルジックな気分に浸りながら、周辺を散策しました。

よく買い物をしていた 「スーパー」 は閉店し、賃借人募集の張り紙が貼ってありましたが、
外観は当時のまま。 よく利用した 「郵便局」、「お肉屋さん」、「お蕎麦屋さん」・・・・、毎月家賃を払いに行っていた 「不動産屋さん」 も建物は新しくなっていましたが同じ場所にありました。
当時バイトしていた 「セブンイレブン」 も、同じビルの1階部分で広い方に移っていましたが、
ちゃんとそこにあるではありませんか・・・。
店長の顔、時給が550円だったこと、レジのお金が合わなくて大変だったこと、全てがまるで
昨日のことのように思い出されました。
 

月日が経過し、今や自分の子供がそのときの私の年齢となっています。
心があの頃に帰ると、子供たちの気持ちも理解できるような気がします。
また、あのときの親の気持ちは、きっとこんな感じだったんだろうな・・・、と考えたりもします。
実に感慨深い一日となりました。
 
皆さんもありますよね。「思い出の地」・・・。
機会を見つけて訪れてみると、当時は見えなかった何かが見えてくるかも知れませんよ。