ロールプレイング研修

2010.12.09
    

昨日8日(水)は、財団法人日本賃貸住宅管理協会・東海ブロックの定例会が行われました。
今回は、賃貸営業社員を対象とした 「ロールプレイング研修」 という形での開催となりました。
愛知・岐阜・静岡から全16社・46名が参加をし、当社からは賃貸仲介部門4店舗と私が参加をしました。
 
講師を務めてくださったのは、福岡県・株式会社三好不動産の伊瀬知部長。 同社の賃貸営業と賃貸管理の統括責任者として、賃貸と管理を含めた空室対策や業務改善に日々奮闘。自社のみならず、他県のアパートオーナー様に対する空室対策セミナーや積水ハウスさん・JAさん等での講演もこなしておられる方です。自身が一営業マンだった際も、年間賃貸売上3,000万円超を何年も続けたという脅威の実績の持ち主であります。
 
昨日の研修は、こんなスタイルで行われました。
午前中は、伊瀬知さんによる講義 「賃貸営業強化学習」 が行われ、午後からはその講義で学んだことをベースに 「ロールプレイング」 です。
まず、参加者を4つのグループに分け、それぞれのグループから “営業マン役” が一人選ばれ、別のグループから選ばれた “お客様役”(1名ないし2名) を相手にリアルな感じでの接客に臨むのです。
お客様役は、お部屋探しにおける 「特に重要な真の希望」(”共通課題”と呼びます) を事前に設定し、営業マン役は、それが何なのかを接客トークを通じ明らかにしていくのです。
見ている他の一人一人も自分自身が営業マンになったつもりで、それ(共通課題)が何なのかを考えます。
一連の接客を通じて 「良かった点」 と 「改善すべき点」、そして 「共通課題」 を各グループの代表が意見を取りまとめて発表するのです。
そして、伊瀬知さんが、撮影したビデオをもとにポイントを指摘していき、最後にお客様に扮した人が 「共通課題」 を明らかにし、それを見事的中させたグループには点数が加算されるという形式で進められました。
 
当社中村公園店の柴店長も “営業マン役” に選ばれ(立候補?)、ロープレに挑みました。
ビデオを撮られ、かつ、大勢の前でのロープレですので、本人は相当緊張したことと思いますが、それを見ている私もドキドキ、手の平が汗でビッショリになりました・・・。
 
自社内でやるのとは “緊張感” が違います。まさに “真剣勝負” といった感じで、営業マン役をこなした当事者は勿論、この場にいた全員が相当の勉強になったのではないかと思います。
その後の 「懇親会」(忘年会) にもほぼ全員が参加、いいコミュニケーションも図れました。
この研修の継続開催を希望する声も多く聞かれましたので、来年以降も東海ブロックの “目玉研修” としていけたらと思っています。