一戸建賃貸住宅の優位性について

2012.06.30
    

昨春、私の学生時代の恩師(G先生)に建築していただいた「戸建賃貸住宅」です。大人気でした!

昨春、私の学生時代の恩師(G先生)に建築していただいた「戸建賃貸住宅」です。大人気でした!あま市甚目寺地内にお住まいの地主様から『土地活用』のご相談を受けました。
遊休地に賃貸住宅を建てたい、それも”一戸建の賃貸住宅”を建てたいということです。
そんなお話を聞かせて頂いた際に、私の口から最初に出た言葉は「よく、勉強していらっしゃいますね・・・」 。
そう、今や「戸建賃貸」は土地活用の”救世主”と呼べる位置づけにあるのです。
  
遊休地に賃貸住宅を建築することは、「固定資産税」および「相続税」を節税する上でも極めて有効な手段であります。 
しかし、建築するものを間違えると”とんでもないこと”にもなります。
 
現在の賃貸不動産市況は、明らかに”供給過剰”と言っていい状態にあります。
建築会社の営業マンの口車に乗って「規格モデル」を安易に建築してしまうと大変なことになります。 
 
賃貸住宅経営を成功させるポイントは、いかにお金をかけずに”差別化”を図るか・・・ ということであります。
また、目先の高収益追求よりも、”長期安定性”を重視することが大切です。
 
そんな観点からも注目が集まっているのが「戸建賃貸住宅」であるわけです。 
以下に、『戸建賃貸住宅の優位性』について列記させて頂きます。 
 
①供給戸数が少ないので、高い入居率が期待できる。
 →希少性が高く、長期にわたり高いニーズが見込める。
②分割しやすく、「争続」にもならない。相続税の節税にもなります。
 →複数で均等に資産を分割でき、「争続」にならない。相続税評価額を下げられる。
③分割売却を視野にいれた資産運用が可能。
 →何らかの事情で売却を考えた場合、アパートの一棟とは違い1戸ずつ売却可能。
④小さな敷地や、変形敷地でも有効に活用できる。
 →「戸建」だから、狭小敷地でも大丈夫。旗竿地などの変形地でも対応可能。
⑤総投資額が少なく、ローンの返済負担も軽くなる。
 →総投資額が少なく、ローンの返済負担も軽くなり、高利回りが期待できる。
⑥駐車場や更地よりも節税効果がある。
 →駐車場や更地より、土地の固定資産税評価が減少。
⑦私的年金になるので、将来も安心。
 →定年までにローンを完済すれば私的年金になる。
 
如何ですか? 
一戸建賃貸の優位性をご理解いただけましたでしょうか。 
 
勿論、場所によっては「一戸建賃貸」より「マンション」タイプ にして上に階数を積んだほうがいい場合もありますが、当社が主に商圏とさせて頂いている地域においては、コレが有効打であると断言できます。
追加で記させて頂くと、入居条件において「ペットの室内飼育可」、”ペットと暮らせる戸建賃貸”とすれば、より一層人気が集まります。
また、建築費が若干上がりますが、間取りについても広めのものを造っておくことが大事です。 
100㎡近い、もしくは100㎡を超えるような広~い3LDK、4LDKがいいでしょう。(希少価値があります)
  
さて、今日は今から建築会社担当者と同行し、前出の地主様宅に1回目のプレゼンテーションに行ってきます。
地主様のご要望をシッカリと承りながら、仲介業者の立場で、現在の市場ニーズを踏まえ、客観的なご提案をさせて頂こうと思います。 
 
※写真は、昨春、私の学生時代の恩師であるG先生に建築して頂いた「戸建賃貸住宅」(清須市)です。募集と同時に”大人気”でした・・・。