上司を全否定することはNG!

2010.12.12
    

まずは、当社の経営理念手帳 「ウィズコ・フィロソフィー」(全108項目) の中にある 『上司を立てる』 という項目を記させて頂きます。
 
「上司を立てる」
[どんな組織においても、上司にどう対処するかで悩まない人はいないと言えるでしょう。性格的に合う合わないということもあるでしょうし、時には、自分の方が知識もあって有能ではないかと思ったり、また、何と”甘っちょろい”上司だと思ったりするようなこともあるかも知れません。しかし、いかなる場合も上司を軽視してはなりません。当社の場合、年功序列は採用していません。ただ単に社歴が長いだけで管理職に就いている者はいないのです。それなりの素晴らしい面があって登用されているのです。あなたは気づかないだけで、あなたにはない何か、「能力」や「経験」があるのです。上司のいいところを見つけ、とにかく上司を立てる。そして、全力でサポートすることが重要です。いつか自分が部下を持つときが来るでしょう。因果応報で、自分がやったことは、そのまま自分に跳ね返ってくるということを忘れてはなりません。また、人はいくつになろうとも、どのような立場になろうとも、”自分以外はすべて師”と定め、謙虚に学び続ける姿勢が重要なのだということも忘れてはなりません。]
 

上司に対し、全く批判をするなとは言いません。 しかし、「全否定」はNG です!

上司を100%尊敬できないからといって、上司の行動すべてを否定的に見てしまう、いわば、”子供の見方” に陥りがちな企業人は意外に多いもの。

しかし、全てを否定して見てしまうと、見習うべき点までもが見えなくなってしまいます。
もっと、客観的に、冷静に、見るようにすることが重要です。
悪い点があれば 「反面教師」 にすればいいだけのことですし、良い点は 「とことん真似る」 といった姿勢が肝心です。
そんな “大人の見方” をしていかないことには、自分自身の成長が止まってしまいます。

当社にも大きく成長して欲しいと思うような若手が何人も現れてきました。
彼らには、”大人の見方” を是非とも身につけて欲しいと願う私であります。