優しい心をかける

2012.04.06
    

トリさんの「いい写真」が撮れました。本文とは何の関係もありません・・・。

「思いやり」と「優しさ」、これは円滑な組織運営をしていく上では欠かせない大切な要素であります。
当社の社是三項目の一番目は「思いやりと優しさ、利他の心で」となっており、その重要性を強調する形となっています。
 
相手に対してかけるのは、”優しい言葉”ではなく、”優しい心”。
言葉の奥には、真に優しい心がなければならないのです。
 
いくら”優しい言葉”をかけたところで、それがうわべだけのものであっては、相手には何も伝わりませんし、逆に、反感を買うようなことにもなりかねません。
何気ない表情や態度の中から、それが本心ではないということを相手は敏感に感じ取るものなのです。
 
中小企業は「お金」がないのですから、「人」や「モノ」、今ある全てのものを存分に活かさなければなりません。
以前に記した『全機現』(ぜんきげん)というやつです。
 
身の周りにある全てのものを「価値を生み出す大切な資産」だと考えるべきなのです。
 
中でも「人」、いうなれば「部下」については、その至らない点に目を注ぐのではなく、その長所を見つけ出し、そこを伸ばしてあげるようにすべきなのだと思います。
自分の”五感”をフルに使って、その存在価値を感じ取るようにすることが大事です。
 
相手に期待感を寄せ、温かいエネルギーを送り続けることによって「信頼関係」は生まれてくるものです。
 
人間は、周りから感謝され、頼りにすることによって、その持てる力をいかんなく発揮するものだということを忘れてはいけません。
 
とくかく相手のことを信じ、”優しい心”をかけ続けていきたいものであります。