六つの精進(しょうじん)

2012.05.26
    

今日は「早朝研修」の日でした。
(当社では、社員を3つのグループに分け、原則的に毎月第2・第4土曜日の朝8時から1時間半、本社において研修を行なっているんです)
 
今日の研修の対象者は「第1グループ」に振り分けられた9名、店長代理以上のいわゆるリーダークラスの社員でありました。 
今日は「フィロソフィー研修」で、盛和塾・稲盛塾長(京セラ名誉会長)の講話DVDを用いて行ないました。 
テーマは『六つの精進』。
2008年7月17日に行なわれた「盛和塾全国大会」での塾長講話を基に編集を加えられたものです。
 
個人的には、塾で、また、機関誌で、これまでに幾度となく聞いたり、読んだりしたことのある内容であり、今朝の研修に参加した面々も1年8ヶ月前に一度聴講したことのあるものであります。
 
私自身、都度、新たな気づきがあったりしますし、今日聴講した面々も1年8ヶ月前と比べると、自分の置かれている立場・境遇、気持ちのあり方自体も違うはずですので、前回とは捉え方・感じ方も違ってきていることと思います。 
 
ちなみに、『六つの精進』とは以下のことを指しています。 
 
 一、誰にも負けない努力をする
 二、謙虚にして驕(おご)らず
 三、反省のある毎日を送る
 四、生きていることに感謝する
 五、善行(ぜんこう)、利他行(りたぎょう)を積む
 六、感性的な悩みはしない
 
一見すると、「なんだ、そんなことか・・」と思われるかも知れませんが、その一つ一つが奥深いのです。 
 
稲盛塾長は、素晴らしい経営を行ない、幸せな人生を生きることは決して難しいことではなく、この『六つの精進』を守りさえすれば、むしろ易しいことではないかと思う と述べておられます。
これらを実践し続けていけば、自分の実力以上の素晴らしい人生が開けていくのではないかと思うし、事実、自身がそのようにして人生を歩んできた とも仰っておられます。
 
“稲盛人生哲学の真髄”とも言われる講話(六つの精進)を通じて、これを聴講した面々が一つでも二つでも気づきを得てくれたのであれば、嬉しい限りです・・・。 
   
※今日の写真は、先日「なばなの里」(三重県桑名市)において撮影したバラの花。本文とは何の関連もありません・・・。