台風18号

2009.10.09
    

今日の愛知県地方は、朝から”台風一過”の青空です。今回の台風18号は、2年ぶりの日本上陸台風、それも列島を縦断するような形となりました。勢力も大型の部類に入り、50年前に甚大な被害を出した「伊勢湾台風」と似かよったコースをたどるということで、当地でも相当警戒されていました。    東海地方へは、昨日8日の午前5時ごろ上陸、「雨」・「風」ともにかなりのものでしたが、7時前には随分と収まりました。 警戒していただけに、「思いのほかに大したことがなかったなぁ」という印象を受けたのが正直なところでした。 しかし、名鉄電車が始発から運転見合わせとなり、出勤できない人がでたりもしました。また、会社に行ってみると非常扉(鉄製の頑丈なドアです)の近くに積んであった新品の封筒類や白紙の物件台帳が水浸しになっていました。扉のほんの僅かな隙間から”横なぐりの雨”が吹き込みこのような形になったのです。 昨日は、当社の管理物件のご入居者様からも何本か”雨漏り”についての電話を頂きました。普段なら絶対に入り込まないようなところから雨が入り込んだようです。  昨日の愛知県地方は、台風が過ぎ去った後も風が強い状態が継続していましたが、午後には晴天となりましたので「不動産情報誌」を配布するために街に出ました。そしたら、ところどころで”台風の爪あと”が見られました。 特に目に付いたのが、田んぼの稲。 あちらこちらでたくさん倒れていました。収穫を目前に控え、農家の方にとっては余計な作業の発生となり、実にお気の毒です。 エリア内の河川も増水し、降水量の多さを物語っていました。幸いなことに、決壊するような川はなく、そういった面では「よかったなぁ」と思います。 しかし、全国で見れば大きな被害が出ているところも沢山あります。名古屋市内でも相当の被害が出たようです。私どもの地域では、さほどでもなかったので驚きです。 今回の台風についてのニュース映像を見ても分かるとおり、「自然」は凄まじいパワーを持っています。当地方では、近い将来、「東海地震」・「東南海地震」といった大きな地震が起きるとされています。いざという天災に備え、地域住民一人ひとりが”防災意識”を高めていくことが大切です・・・・。
 

下の写真は、台風前夜の我が家の様子です。妻が趣味で育てている植物がベランダから全て室内に持ち込まれ、玄関・リビングについては植物だらけ、洋室については園芸用品が積み上げられる形となりました。