商標登録

2011.02.22
    

当社は、コーポレートマークである 「Wizco」 (ウィズコ) ならびに、自社ブランドロゴである「Wiz&With」(ウィズアンドウィズ)ついて 『商標登録』 をしています。
今日は、当社が何故 『商標登録』 を行なったか・・・、について記してみたいと思います。
 
当社は、平成16年10月に、コーポレートマークを現在の 「Wizco」(ウィズコ) に変更し、自社ブランド 「Wiz&With」(ウィズアンドウィズ) を制定しました。
今後の事業展開において多店舗化を図りたい、その中で、”ブランド化” を推し進めていきたいというのが、その狙いであります。
 
しかし、その過程において、誰か(第三者)が当社の 「Wizco」 や 「Wiz&With」 を 『商標登録』 してしまった場合、当社はこれらを使用することができなくなり、それまでに積み重ねてきた努力が水の泡にもなりかねません。 仮に、相手方が “悪意” をもってこれを行なってきたとしても、当方は全く保護されないのです。
そればかりか、先に登録されたということを知らずに当方がソレを使い続けていると、「商標権侵害」 の訴訟を起こされ、これが認定された場合には 「損害賠償」 などの民事的な責任追及がなされ、10年以下の懲役 もしくは、一千万円以下の罰金が課されるということもあるのです。
 
また、『商標登録』 を完了させておくことによって、当社のマークを模倣した商標をつけた商品やサービスが出現した場合には直ちに 「差止請求」 を行なうことができるのです。 仮に、『商標登録』 がなされていない状態で、模倣品が出回り、それが粗悪なものだったような場合には、当方としては打つ手もありませんので、自社の信用失墜にも繋がってしまいます。
 
以上のことから分かるように、『商標登録』 は自己防衛策の一つ だと言えるのです。
 
ちなみに、「登録費用」 については大した金額ではありません。
当社は、5~6年前に 「特許事務所」 を通じてこれを行ないましたが、費用は一件につき 6万円ぐらいでした。 内訳としては、商標調査代として10,000円・手数料30,000円・印紙代が21,000円といったところです。
これで10年間は、万が一に備えてのリスクヘッジができる訳ですから安いものです。