夢を叶えたいのであれば・・・

2012.01.29
    

先日、義父が息子宛に「掛け軸」を送ってきてくれました。
義父は、新潟県糸魚川市で表装の仕事(表具師)をしているのです・・・。
 
お地蔵さんのイラストに「夢叶うなり」という文字が記してあります。
息子は現在高校3年生。
受験生で、来週からはいよいよ本命校の一般入試も始まるという状況にあります。 
 
そんな状況にありながら、別段プレッシャーを感じている様子もなく、至って”のんびり”している息子です。
傍から見ていて「大丈夫かいな?」と思いますが、まあ、ここまで来たら、結果はさておき、万全な体調で本番に望んで欲しいというのが親の願いです。
 
受かった学校、縁があった学校が、”いい学校”なんですから・・・。
 
  
さて、前置きが長くなりましたが、この辺で今日の本題へと移ります。
掛け軸にも記してある「叶う」という言葉についてです。
 
この漢字は、「口」に「十」と書きます。
そう、物事を叶えたいのであれば、それを「口」に出して、「十回」(何度も何度も)言いなさい・・・ということなんです。
 
なぜ「叶う」のか・・・? 
 
口に出すことにより、自分自身にプレッシャーをかけることにもなります。
何度も何度も言うことにより、それが自身の”潜在意識”の中に叩き込まれ、自分でも気づかないうちにその達成に向けて行動を起こすようになるというのが、その理由の一つです。
 
そして、もう一つの理由が、繰り返し「口」に出すことにより、それを聞いていた周りの人が”応援”・”協力”してくれることに繋がるということです。
人間は決して一人では生きていくことができません。周りの多くの人に支えて頂きながら生きているのです。ですから、必ず”応援者”・”協力者”が要るわけです。
 
しかし、自分が「何をしたいか」、「どうなりたいか」を公表しない限り、周りの人も”応援”・”協力”の仕様がありません。
常日頃から繰り返し、繰り返し、口に出すことにより、「ああ、そういえばアイツこんなこと言っていたよな。これ、アイツに教えてやろう・・・」といったふうになるわけです。
 
ですから、夢を叶えたいのなら、それを何度も何度も口に出して言うことが欠かせません。
ただし、単に口に出すだけではなく、それなりの”行動”が伴っていないことには駄目だということは言うまでもありません。