大事なのは、今より将来

2011.12.04
    

どの業界も同じかも知れませんが、当社が身を置く不動産業界にも、いま厳しい風が吹いています。 ここで採るべき「戦略」を誤ると、船を沈ませることにもなりかねません・・・。
経営の舵取りを担う者の責任は重大です。
 
今日の食い扶持、明日の食い扶持を確保するために、目先のことに注力するのも確かに大事。
しかし、もっと大事なのは、中・長期的な視野に立脚した「戦略」なんだと思います。
 
“10年一昔”という言葉がありますが、時代の変化が著しい昨今では “5年一昔” といった感じでしょうか・・・。 正直、5年先は読めないというのが現実ではないかと思います。
 
であるなら、せめて2年・3年先のことを見据えた「戦略」を立てて事業を進めていかねばなりません。 
いま行なっていることが、2年先・3年先にどうなのか・・・?
着実な結果に繋がっていくのか・・・?
この辺りを見据える必要があります。
 
頑張っても、それが成果に繋がらなければ、社員は失望しますし、肉体的・精神的にも疲弊していくことになります。
ですから、社員の頑張りを着実に成果に繋げていけるような「戦略」が必要なのです。
 
大事なのは、”将来”。
いま求められるのは、全社的・将来的な判断なのであります。
自分の思い入れは捨て去り、現実を直視した判断をしていかねばなりません・・・。
 
  
※写真は、当社の地元に聳える「清洲城」。”戦略家”として名高い、郷土の英傑・織田信長公の天下取りの出発点であり、戦国の世を終結させ天下平定を目指す武将が重要拠点としていた城です。(平成元年に現在の場所に再建整備されました)