大切なのは「悪い情報」

2010.04.23
    

昨日、立派な「鯉のぼり」の写真を掲載しました。
今日は、我が家のベランダで泳ぐ「鯉のぼり」です。 これはこれで可愛いでしょ・・・。
我が家には、男の子が一人います。
もう高校2年なので、「鯉のぼり」って感じではありませんが、妻がこうして毎年飾っています。
 
  
さて、さて、今日の本題です。
昨日、当社の対応のまずさからお客様(アパートオーナー様)をご立腹させてしまいました。
全ては私の監督責任ですので、早速、お客様宅にお詫びに伺いました。
完全にお許し頂けたかどうかは分かりませんが、笑顔でお話いだだき正直ホッとしました。
完全なる信頼回復は、実績で示すしかありません。
 
昨日はクレームが私の耳に入りましたが、中には私が全く知らないまま過ぎ去っていることも
あるのだろうと思うと何だかゾッとします。
 
ナポレオンの名言に、 「私が眠っている間に良い知らせが来た時は起こすな。だが、
悪い知らせだったら必ず起こせ。なぜなら、その時は一刻の猶予もできない時だからだ」
というものがあります。
 
人間は誰しも、良い情報を歓迎しますよね・・・・。
逆に、悪い情報を耳にした時などは、それを疎ましく感じたりするものです。
 
でも、本当に大切なのは「良い情報」ではなく、「悪い情報」なんですよね・・・・。
 
よく、仕事をしていく上では 『報連相』(ほうれんそう) が大事だといわれます。
『報連相』とは、「報告」・「連絡」・「相談」のことで、必要な相手に、必要な内容を、必要な時に、
必要なだけ伝えたり、受けたりするコミュニケーションのことです。
チームワークで仕事をしている以上、相互にもたらされる情報が、仕事の進行や取り組み方、
調整に大きく影響するため、この『報連相』が大切なわけです。
 
その中でも特に大事なのが、「悪い情報」。 ナポレオンの言葉にあるとおりです。
最悪の状態とは、悪い情報が入ってくることではなくて、悪い情報が入ってこなくなること
だと言えるのかもしれません。