実行力を育てる

2011.12.19
    

リーダーの重要な役割の一つに、「部下の実行力を育てる」 ということがあります。
自分自身が「実行力」を持つのは勿論のこと、部下の「実行力」を育てなければならないのです。
 
では、部下の「実行力」を育てるにはどうしたらよいのでしょうか・・・?
それには、『簡単なこと』 の徹底を部下に求め、それが “三日坊主” で終わることなく、継続させるように注意を払っていくことにより、「実行力」の基礎となるようなものが出来上がっていくのではないかと思います。
ここでいう 『簡単なこと』とは、「キチンとした挨拶」や「店舗内の掃除」、「整理整頓」、「行き先・目的・帰社時間のホワイトボード記入」、「報連相」(報告・連絡・相談) 等々・・・ こうした類のものを指します。
 
当社には現在、賃貸仲介が4、売買仲介が2、賃貸管理が1、全部で7つの事業部があるわけですが、これら 『簡単なこと』が意外と出来ていない現場があるのも事実です。
そういう現場があるということは、社長である私の「指導力不足」ということにも繋がっていくのでしょうが、中には総じて出来ているような部署もあり、そういう部署は「営業成績」も良いわけです。
つまり、 『簡単なこと』を確実にできている部署が成果をあげている ということであります。
 
まずは、『簡単なこと』 をリーダーである店長が “率先垂範” しながら部下に求めていく。 以前記した”凡事徹底”の精神を浸透させていくことが「実行力」を育てていく上では極めて有効な手立てとなっていくのではないかと思います。