待つ

2012.07.09
    

この石像の写真、何度も登場してますよね。適当な写真が見当たりませんので、ご容赦くださいませ・・・。
  • 組織を運営していく上では様々な問題が持ち上がってくるものです。
  • 都度、その一つ一つの問題を解決していきながら、”あるべき姿”へと導いていかねばならないわけですが、その解決を急ぐあまり、強引な対処を行なうと、思いもよらない間違いを起こすことがあります。
  • もともと”せっかち”な性格の私は、「事が起こったら、すぐ対処することこそ善」というスタンスで臨んできました。
  • 仕事のみならず、プライベートにおいても、そんな姿勢で臨んできました。
  • モヤモヤした気持ちでいることが嫌で、一刻も早くスッキリしたいという思いから、そういうスタンスをとってきたわけです。
  • しかし、前述したように、解決を急ぎ過ぎるとロクなことはありません。
  • これまでにそんなことを何度経験したことか・・・。
  • しかし、ここ数年前からは、「待つ」ということを覚えました。
  • 今頃になって気づいているようでは遅すぎかも知れませんし、他の人と比べるとまだまだ我慢が足らないかも知れませんが、自分では進歩だと捉えています。
  • 決論を焦るのではなく、”機が熟すのを待つ”・・・・
  • 若干遠回りになっても、このほうが最終的な収まりがいいような気がします。
  • でも、この「待つ」ということは、辛く、苦しく、とても勇気のいることでもあります。
  • おおらかな心を持つことを常に意識すると同時に、胆力(肝っ玉)をトコトン磨いていかねばなりません。
  • これについては”終わり”はない、一生をかけての”修業”だというふうに思っています・・・。