感性の部分で悩まない

2012.06.10
    

当社近くの公園内にある石碑です。この文字を見ているだけで「力」が湧いてくる気がします・・・。

昨日の「早朝研修」では、第2グループに割り当てられた社員8名に対し『六つの精進』(盛和塾・稲盛和夫塾長の教え)のDVD(稲盛塾長による講演)を視聴しました。

この中の最終項目(六番目)に「感性的な悩みはしない」という教えがあります。
今日は、この教えについて簡単に記させてもらいます。 
 
私たちが人生を歩んでいく中では、楽しいこともあれば、辛いこと、苦しいこと、大きな壁にぶち当たることもあります。
そんなとき、思い悩んだりするようなことは誰にもあるのだと思います。
昨今の厳しい経済環境下においては、様々な分野において悩みや不安が蔓延しているのではないでしょうか・・・? 

しかし、起こるか起こらないか判らないものに必要以上に不安を感じることはないのです。
私たちの心の中に湧き起こる不安の90%は、実際には起こらないものなんだそうです。 
 
不安は誰だって抱えているもの・・・。
みんな一緒なんです。
 
不安に対し「どうしよう、どうしよう・・・」と慌てふためくだけ、言っているだけでは駄目かもしれませんが、やるべきことさえシッカリやったのなら、あとはドッシリ構えていればいいんです。
(”やるべきことをシッカリやったのなら”ですよ・・・)
 
済んでしまったことに対し、深い反省をすることは大事ですが、感性の部分でくよくしてはいけません。 くよくよ思い続けることは、こころの病を引き起こし、肉体を蝕み、人生を不幸にします。 
 
稲盛塾長は、「感性的な悩みをすることなく力強く生きていくこと、これは幸せな人生を送る一つのコツだ」というふうに語っておられます。