感謝の心を忘れない

2012.07.21
    

我が家のベランダに咲くバラ。二年前に挿し木したものが大きくなり、いまでは沢山の花を咲かせ、私たち家族の目を楽しませてくれています・・・。

当社では、毎日の終礼時において『五つの心』というものを唱和しています。
よく観光地の土産物売り場で、「日常の五訓」といった名称で”てぬぐい”に印刷されて売られているアレです。  
 
 一、「はい」という素直な心
 一、「すみません」という反省の心
 一、「おかげさまで」という謙譲の心
 一、「私がやります」という積極の心
 一、「ありがとう」という感謝の心
 
これらをパッと眺めてみても、普通(当たり前)の言葉が並んでいるだけだと感じる方も多いことでしょう。
当社でも何気に唱和している社員が多いのではないかと思います。
 
しかし、これら五つの心は、仕事をしていく上で、また、人生を送っていく上で極めて重要です。
「これほど重要なものはない」といっても過言ではないかも知れません。
 
これらを常に意識していれば、「人間関係」も上手くいくはずです。
また、日常生活の中において自然にこういう心を持ち合わせることができれば、自分の周りには人が集まり、そして、周りの人々からの応援をもらえることになるはずだと思います。
 
この『五つの心』は、そのどれもが重要でありますが、今日はその内の「感謝の心」について触れさせて頂きます。
 
私たちは、物事を思考する際、ついつい自分の都合を優先させてしまいがちですよね。
でも、そういうスタンスですと、「感謝の心」は生まれません。
結果、仕事もうまくいきませんし、幸せな人生も送れなくなってしまうのです。
 
朝起きて、私たちが最初にすべきことは「感謝すること」だというふうに、あるお坊さんが語っておられました。
 
何に感謝をするのか・・・?
 
例えば、無事に目が覚めたこと(健康であること)、着る服があること、ご飯が食べられること、家族がいること、仕事があること、お客様があること等々に感謝をするのです。
私たちが普通に思っていることが、実はすごく有難いことでもあるのです。 
 
疲れた時とか、行動力が鈍った時は、「感謝の心」を忘れたときに他なりません。
そんな時は、大きく深呼吸をして全ての事柄に感謝するようにするといいかも知れません・・・。