採算意識を高める

2021.05.22
    


コロナの感染拡大が止まりません。現在愛知県下に発出されています緊急事態宣言も期間が延長されることは間違いないでしょう。

当初、私は早期のワクチン接種に否定的でしたが、考え方が変わりました。

最近では「1日でも早くワクチン摂取をしたい」、、、 強くそう願っています。

(ただし、ファイザーかモデルナで。アストラゼネカなら拒否します)

我々が実際に摂取(1回目)を受けることができるのは、9月?、10月?

10月には何とか摂取を受けたいなぁ・・・・

一般人に対する接種が始まってくると世の雰囲気も随分と変わってくるのではないか、と思っています。


こんな状態が続けば、日本経済は持ちません。

当社のような不動産仲介・管理業は、飲食業や観光業と比べると会社の存続が危ぶまれるような状態には追い込まれてはいませんが、利益を出すのは容易いことではなくなっています。


でも、“企業” である以上は利益を追求していくということは大命題です。

従来のような売上が見込めないのであれば、その分「コスト削減」に努めることが欠かせません。経営者のみならず、全社員が「採算意識」を高めていくことが極めて重要です。


当社の「フィロソフィー手帳」の中にも【採算意識を高める】と題した頁があり、次のように記しています。


「採算意識」とは、「原価意識」ということです。つまり、会社が利益を上げていくためには、すべての従業員に「原価意識」が備わっていなければならないのです。

たとえば、「いま自分がここでこうしているだけで、一体どれぐらいのコストがかかっているのか」ということを常に意識することも重要です。正社員の人は、自分の年収を“時給”に換算してみるとよいでしょう。意外と驚く金額になっているのです。

各人が時間当たりに、それ以上の価値を生み出してもらわないと会社は赤字になるのです。ですから、一時間ロスをした場合は、次の一時間はそれを取り返すべく、倍の仕事をしてもらわなければならないのです。

また、ミスコピーをすると一枚あたりいくらの損失なのか、会議用のお茶を用意する場合も、どこで購入したら安いのか、物件確認に出かける際も、物件の選択、ルートを考えることでより多くの成果があがりますし、ガソリン代の節約にもなります。極端な例かも知れませんが、床に落ちている輪ゴムやクリップ一つを大事にする、これぐらいの採算意識が大切なのです。



これは、平時においても重要なことです。

常日頃から意識続けることで利益を生むことになるのです。

「利益」というものは、人間の身体で言えば「血液」のようなもの。

これが無くなったり、不足したりすれば企業活動が停止し、倒れることになるのです。そんなことになれば、その会社で働く社員みんなが路頭に迷うことに繋がるのです。


兎に角、採算意識を高める!

このコロナ禍の今、余計に意識すべきだということです。

また、こういう状況下であるからこそ、社員一人一人が「採算意識」を肌に染み込ませるチャンスであるとも言えます。