損害保険募集人 「更新試験」

2009.05.21
    

昨日は、「損害保険募集人」資格の”更新試験”を受けてきました。中区、大須演芸場の隣にある名古屋中小企業福祉会館で行われ、午後3時より45分間の試験でした。20問出題され、7割正解すれば合格です。 私は平成6年に、この資格を取得しているのですが、これまではこういった”更新試験”は一切なし。実は、この”更新試験”は昨年(平成20年度)から始まったんです。損保業界の信頼回復に向けての取り組みの一つとして、募集人の資質向上をより一層図ることを目的に始まった新制度なのです。今後は5年毎にこれを受験をすることになります。 当社にもこの資格を持つ社員は大勢いるのですが、私が更新試験の受験者”第1号”です。 万が一、不合格にでもなれば社員に対し示しがつきませんので、1週間前からは毎日、出勤前に1時間半から2時間、しっかりと勉強して試験に臨みました。 ウィズコ・フィロソフィーにもある「土俵の真ん中で相撲をとる」を実践したわけです。 以下に、「土俵の真ん中で相撲をとる」の内容を記します。

[大相撲でこんな力士が必ずいます。自分の足が土俵際に届いて、今にも土俵の外に押し出されてしまいそうになるまで何もせず、そういう状態になってから本腰をいれて戦い始める力士。 こういったタイプで大成した力士は記憶にありません。 しかし、私たちは日常生活においてこれによく似たようなことをしていることに気づきます。例えば、勉強です。誰でも、試験前に一夜漬けをした経験があるのではないかと思います。そんな時は、大体、時間切れになり、絶望的な気分で試験に臨まなければならなかったものです。試験の日程はあらかじめ決まっているわけですから、良い成績を収めたければもっと早い段階から準備を始めるべきなのです。 ビジネスの世界においても同じことが言えます。私たちは、常に時間も余裕も全くないつもりになって、実際に押し出されそうになる前に力を振り絞るようにしなければなりません。 また、土俵際つまり窮地に陥らなくても、リスクが想像でき、事前に手が打てるようでなければなりません。]  (ウィズコ・フィロソフィー『土俵の真ん中で相撲をとる』)