改善にゴールはない!

2010.10.16
    

写真は、昨日参加した 「盛和塾名古屋自主例会」 における勉強会の様子です。
演台に立たれているのは、トヨタ自動車株式会社 取締役の林南八さん。
あの有名な 『カイゼン』 という言葉を広められた方、技監出身ただ一人の取締役であります。
「トヨタ生産方式の本質と進化(深化)」 という演台で、1時間半に亘り、濃厚な中身のお話を聞か
せて頂きました。
 
その内容の一部を記させて頂きますと・・・・・
 
例えば、「改善が継続するためにはどうすればいいか?」 ということについては、 
「トップが現場に出て、日々、時々刻々と出てきた問題に対し、具体的に課題を与えて、
 確実にフォローしていくこと」  であるというふうに述べておられました。
ITの活用にしても然り、「データは、”現場” を見にいく動機付けのためのものだ」 と述べておられ
ました。 つまり、軸足は常に “現場” に置かねばならないということです。

また、「問題解決」 は自分たちの仕事であって、決してコンサルタント任せではいけない! という
ことも強調されていました。
   コンサルタントを職種とされている方には申し訳ないのですが、
      コンサルタントは、 ・肝心なときに 「コン」
                ・やばくなると 「サル」
                ・その割には 「タント」とる  ものだそうです。
 
経営者・管理者・監督者に求めれれる力は、正に “問題解決力” であるわけです。
 
ウィットに富んだお話をされる方で、あっという間の1時間半、とても勉強になりました・・・。
 
「変えていくところ、改善していくところはいっぱいある。改善にゴールはない!」 
私もこのことを肝に銘じて経営にあたって参ります。
 
 
さて、いよいよ次回の例会(12月10日)は、私が演台に立つ番であります。
塾生仲間数人から 「12月は楽しみにしてるね・・・」 というお声がけを戴きました。
若干のプレッシャーを感じながらも、「やる以上は、期待以上のものをやってやろう!」
そんな気持ちを抱く私であります。