攻めながら守り、守りながら攻める

2011.01.07
    

写真は、11月に鹿児島旅行へ出かけた際に立ち寄った酒屋さんのトイレにかけてあったもの。
『つもりちがい十ヶ条』 とあります。 面白そうでしたので、写真に収めておきました。
 
・高いつもりで低いのが教養
・低いつもりで高いのが気位
・深いつもりで浅いのが知識
・浅いつもりで深いのが欲望
・厚いつもりで薄いのが人情
・薄いつもりで厚いのが面皮
・強いつもりで弱いのが根性
・弱いつもりで強いのが自我
・多いつもりで少ないのが分別
・少ないつもりで多いのが無駄
 
一番最後にある 「少ないつもりで多いのが無駄」 というフレーズからは、『経費削減』 という言葉が連想されます。 確かに昨今のような厳しい経済環境下において収益を確保していくためには、『経費削減』 が必要不可欠となります。
 
しかし、ここで注意しなければいけないところがあります。
それは、『経費削減』 という言葉が手抜きを誘発するという点です。
 
経費がかかるから、「何もしないほうがマシ」 という発想は命取りになります。
「経費」 を削減した結果、「売上」 のみならず 「利益」 までもが下がってしまえば本末転倒です。
 
今、中小企業に必要なことは 「勇気」・「やる気」・「元気」 そして、「リスク」 だとも言われます。 ある程度のリスクを知らなかったら何もできないのも現実であります。
 
こういう厳しい時代だからこそ、宣伝広告にお金をかける、積極的に名前を売るといった姿勢も重要であるとの認識のもと、当社は攻めるべきところはシッカリと攻めて参りたいと考えております。
いうならば、「攻めながら守る、守りながら攻める」 こんな姿勢で今期も臨んで参りたいと思います。