来たるべきチャンスに備える

2010.10.22
    

ヨットは風が吹かないと動きません。
しかし、帆を降ろしているからといって、のんきに昼寝をしていたのでは、
たとえ風が吹いてきても動くことができません。
必ず風は吹くんだと信じ、吹けばいつでも動くぞと準備して待っているところに吹くと
動くんです。
 
上記は、作家の五木寛之さんの言葉です。
 
何でもそうですが、世の中は 「諸行無常」 であります。
“景気” だってそうです。
今のように悪いときもあれば、良いときもあるわけです。
ひとたび、上昇傾向の風が吹いたときに、それを着実に捕らえることができるかがポイントです。
「こういう時期だから仕方がない・・・」 なんていう気持ちで毎日を過ごしては駄目ですよね。
 
チャンスが巡ってきたときに、いつでも行けるよう準備を怠らないことが大切です。
当社でいうならば、「内部留保の蓄積」 と 「人材育成」 に注力していくことが肝要だと思って
います。
 
このようなことは、会社のみならず、そこで働く社員一人一人のスタンスとしても言えることです。
例えば、「営業スキル」 や 「事務スキル」、チームをまとめる 「統率力」、「資格」を取得したりする
のもそうでしょう。 そして、何より 「人間力」 を磨いていくことが大切です。