清須市の不動産会社株式会社ウィズコーポレーション

ＰＨＰ総合研究所前社長で、現在は参議院議員（みんなの党最高顧問）を務めていらっしゃる江口克彦さんが、以前『致知』という雑誌の中で語っておられたことです。
江口さんは松下幸之助氏の秘書を長年にわたり務めておられた方で、いうならば松下幸之助氏の”側近中の側近”といえる方であります。
　
江口さんが秘書時代の話でしょうか、
ある経営者から 「知恵のある者は知恵を出せ。知恵なき者は汗を出せ。それができない者はされ。それが俺のモットーだ」 と聞かされたことがあります・・・ と幸之助氏に話をしたのだそうです。
　
それに対する幸之助氏の言葉は、「その会社は潰れるな」･･･。
　
そして、次のように続けられたとのことです。
「わしなら、まず汗を出せと言う。汗の中から知恵を出せ、それができない者は去れと言う。汗の中からホンマもんの知恵が出るんやで。生きた知恵は汗の中から出るもんや」　
　
予言どおり、その会社は倒産したのだそうです。
　
この話に、”なるほど感”を抱いた私・・・。確かにそうかも知れません。
「ああだ、こうだ」と、能書きを垂れるのではなく、まずは汗をかきながら必死に行動すること。 その中からしか現状を打破するような知恵は生まれてこない・・・。
まずは、”本当の汗”を流すことに徹することが重要なのでありましょう。
　
　
※写真は、いま街のあちらこちらで目にする「皇帝ダリア」の花。成長すると、丈が３～４ｍにもなるところから”皇帝”と名付けられたとのこと。青空に向かってそびえ立つ姿は圧巻です･･･。