流れる水は濁らない

2011.09.22
    

今回の台風15号は全国各地に甚大な被害をもたらしました。 みなさんの地域は大丈夫でしたか・・・?
名古屋市内も一部の地域で大変なことになりました。その原因となったのが河川の氾濫です。
写真は、名古屋市守山区において牙をむいた「庄内川」です。
名古屋市中村区から清須市側をのぞむアングルで、今日のお昼に撮影したものです。
向こう岸に見えるゴルフの練習場は完全に水没、堤防を今にも超えそうなところまで増水したわけですから本当に危機一髪でした。
向こう側には、当社は勿論、当社社員の自宅、当社の管理物件も多数存在しています。
ですから、もし堤防が決壊していれば、今こうしてブログを書いている余裕も無かったと思います・・・。

 

↑の写真は、清須市側堤防からみた景色です。
「庄内川」は随分と向こうを流れているのですが、この写真では確認できませんよね。 それが、一昨日は、この堤防が決壊の危機だったのです・・・。
 
今日の庄内川は、水位こそ普段どおりに戻っていましたが、濁って随分と汚い状態でありました。
でも、これも時間の経過と共に段々とキレイになっていくのでありましょう。
 
  
さて、そんなことで今日の「本題」。
今日のテーマは 『流れる水は濁らない』 で行かせてもらいます。
水は、一箇所に停滞すると淀んで濁ってきます。でも、流れている水はそれ自体がキレイなものであれば、決して濁ることはないですよね。
これは、私たち人間が “生きていく姿” とも合致するのではないかと思います。 
 
得てして人間は「変化」を嫌う生き物かも知れません。 全ての人がそうだとは言いませんが、大方の人がそうではないかと思います。
なぜなら、変わらないほうが “楽” だから・・・。
 
でも、何の「環境変化」もなく、自分自身の「向上心」というものも抱けないようであれば、いつしかその人の「生活」、そして 「心」そのものが濁っていってしまうのではないでしょうか。
 
ですから、たとえ少しずつであっても “変化し続けること” が大切です。
もし、自分が企業人の立場であるなら、「人事異動」などの 『受動的な変化』 もあれば、今自分が置かれている部署で創意工夫を重ねたり、自分が渦の中心となってプロジェクトを立ち上げるといったような 『能動的な変化』 もあるわけです。
 
兎にも角にも「変化を前向きに楽しむ姿勢」こそが、自らの心を健全に保つことに繋がっていくのだろうと思います。
決して「守り」に入らないようにしたいものです・・・。

 

写真は、今朝6時40分頃に撮影したものです。今朝はドンヨリとした曇り空でしたが、名鉄須ヶ口駅方面に、キレイな”虹”が架かっていました。(当社本社ビルから撮影)
汚い川の写真だけじゃ寂しいので、オマケで掲載させて頂きました・・・。