率先垂範する

2021.05.01
    


今日も、「ウィズコ・フィロソフィー」の中の一項目を取り上げさせてもらいます。


私がフィロソフィーを取り上げるのは、ぶっちゃけ、“ネタ” に困った時です。

コロナの感染拡大の影響で、各種イベントも軒並み中止、出かける機会が極端に減っている為、ネタ探しに本当に苦労しているのです。

今は一週間に2回程度の投稿ですので、何とか継続できていますが、以前のように毎日投稿となると、ちょっと無理のような気がします。

前回は、よく1000回書き続けたものだと自分でも感心しています。


そんなことで、今日の本題。

当社のフィロソフィー手帳『素晴らしいリーダーであるために』の章(P.89)には【率先垂範する】というタイトルで以下のように記しています。


リーダーの取るべきスタンスの一つに“率先垂範”(そっせんすいはん)があります。「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ」これは連合艦隊司令長官、山本五十六(いそろく)が言った有名な言葉ですが、絶対服従の軍隊ですら、自ら率先垂範することの重要性を訴えているのです。

リーダーは、仕事を遂行していく上で、部下や周りの人々の協力を得ようと思えば、率先垂範でなければなりません。人の嫌がるような仕事も真っ先に取り組んでいく姿勢が必要です。

どんなに多くの、どんなに美しい言葉を並べ立てても、行動が伴わなければ人の心を捉えることはできません。自分が他の人にして欲しいと思うことを、自ら真っ先に行動で示すことによって、周りの人々もついてきてくれるのです。やはり、自分が動かないで他人が動くということはあり得ないのです。

率先垂範するには勇気と信念が要りますが、これを常に心がけ実行することによって自らを高めていくこともできるのです。上に立つ人は勿論のこと、すべての人が率先垂範する職場風土をつくりあげなければなりません。



リーダーたるもの、“絶対にこうあるべき” です。

ある地位に昇り詰めると「役得」があるように勘違いしている人がいますが、それは大きな間違いです。

そういう責任のある地位についた者にあるのは、「役損」です。

机に座ってふんぞり返っているなどもっての外。

嫌なことは自分が率先してやっていかねばなりません。

そうでなければ、部下が付いてきてくれるはずがありません。


仮に上手く機能しているように思えても、そんなのは一時的。

長い目で見たら、そのようなリーダーや上司が率いる組織は、必ずや崩壊に向かっていくでしょう。

私自身も改めて肝に銘じたいと思います。



おまけの話

フィロソフィー内で取り上げている山本五十六の有名な言葉、

「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ」

実はこの後に続きがあるんです。


「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」


後続のこの言葉もしっかり胸に刻んで、部下指導に当たりたいものです。


子を持つ親御さんも同様です。

そんな姿勢で子育てに臨めば、子供たちが間違った道に進むことは絶対にないように思います。

「子は親の鏡」ですから・・・。



さて、当社は 明日5月2日(日)から5日(水)までの4日間、GWの休暇をいただきます。


私は当初、新潟・糸魚川市在住の両親(妻の実家)のもとへ「田植え」を手伝いに行く予定でしたが、両親から電話があり、急遽断念。

周りの目、世の空気感からも「来ないほうがいい」ということになりました。

“80代後半” の両親だけで「田植え」をするのは大変なことです。

私個人的には、これは間違いなく “不要不急の外出” には当たらないと思うのですが・・・。

両親が心配です。

↑写真は、一昨年(コロナ前)に田植えを手伝いに行った際のものです。


そんなこともあり、今年も昨年同様 “Gaman Week” となります・・・。

まぁ、仕方がないか・・・。(^^;

皆さん、お互い顔晴(ガンバ)りましょうね!!