盛和塾第20回世界大会

2012.07.20
    

「懇親会」の冒頭に行なわれたJAL(日本航空)・大西会長によるスピーチの様子です。小さすぎて、よく見えませんよね・・・。

一昨日(18日)および、昨日(19日)は『盛和塾第20回世界大会』に参加してまいりました。
会場となった「パシフィコ横浜」には、日本国内、そして、海外から約4000名が集いました。
 
ちなみに、盛和塾には現在、日本国内54塾に6054名、国外16塾に1447名、合計70塾・7501名の塾生が在籍しているとのことです。
ますます増える塾生の数に驚くばかりです・・・。
 
“20回”の記念大会となった今年の大会も、例年同様、8名の塾生による「経営体験発表」と、それに対する稲盛塾長によるコメント、そして、「稲盛経営者賞表彰式」・「経営体験発表者表彰式」、最後に「塾長講話」が行なわれました。
一日目の勉強会終了後には、稲盛塾長と同郷である西郷輝彦さんの「ミニコンサート」、および、「懇親会」が行なわれました。
 
写真は、「懇親会」の冒頭に行なわれたJAL(日本航空)・大西会長によるスピーチの様子です。
この大会の運営には、JALスタッフの皆さんにも多大なご協力を頂きました・・・。
※勉強会会場内での写真撮影が禁じられていましたので、今日は懇親会時の写真でいかせてもらいました。
 
  
大会最後に行なわれた「塾長講話」の中では、”闘争心”を持って経営(仕事)にあたることの大切さを強く説かれた稲盛塾長。  
「一生懸命にやったんだから仕方がない」じゃダメで、「何としてもやり遂げる!」という強い意志が欠かせない。
リーダーにガッツ(気迫)が欠落していては話にならないと説かれました。
 
そして、そんな強い闘争心を持った人ほど、間違いを起こすことのないよう、余計に心を高めることに注力していくことが大切だという旨のお話もありました。
 
ただ優しいだけでは経営にならない。人を思いやる心だけではダメ。
一人一人の経営者が凄まじいまでの闘争心を持つ・・・。
 
「どのような経済環境であれ、闘争心を持って誰にも負けない努力を続けていけば必ず道は拓けていくものだ」という言葉が心に残りました。
 
  
「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」・・・
会社経営に”フィロソフィー”は欠かせない。それを持たずして経営にあたることは犯罪に近いものがある。しかし、それに先立つ”利益”がなければ、そんなものは寝言に過ぎないのだ・・・。 
 
二日間にわたる『盛和塾世界大会』を終えて、頭に浮かんだのが二宮尊徳が残したこの言葉。
今一度、肝に銘じたいと思います。