聞く耳を持つ

2021.10.03
    


明日10月4日、衆院本会議の首班指名選挙を経て『第100代内閣総理大臣』に就任する予定となっている岸田文雄自民党総裁、同氏が先の自民党総裁選で勝利を収めた後、自民党衆参両院議員たちを前に「私の特技は人の話をよく聞くこと」であると話していました。

「人の言うことに耳を傾けるのがいいところ(自分の長所)だ」と言っていたわけですが、これはリーダーとして(また、どんな立場にあろうと)極めて大事なことだと思います。

(岸田総裁の場合、党役員人事を発表した際に、「安倍氏の言うことに耳を傾けた」と揶揄されていましたが・・・);


当社は9月末日をもって “クールビズ” を終了、今月1日からはスーツにネクタイ姿での出勤となっていますが、「ネクタイの歪み」は自分では気づけませんよね・・・。それと一緒のことです。


以前、ある社長がこんなふうに語っておられました。

「金魚鉢に入れられた金魚」、彼らは自分たちがどんな金魚鉢に入れられているのか分からずに泳いでいる。それと同様に、私たち人間も自分の事はよく分からない生き物なんだよね・・・と。


だからこそ、「人の話には耳を傾ける」・「聞く耳を持つ」ことが大事なんです。

その話をもとに「どうするか」を最終的に決めるのは、もちろん自分自身であるわけですが、そんな柔軟性をもったスタイルで人生を送っていくべきなのでありましょう。



いつもと比べ、幾分短めの文章で終わってしまいましたので、〔おまけの話〕・・・・


実は私、若かりし頃(18歳のとき)に「突発性難聴」を患い、以来 “左耳”の聴力が弱いのです。

なので、電話の際には受話器を右耳に当てます。

私は右利きですので、電話をしながらメモを取ったりするときに不便をしています。


ですが、「聴力が弱くなったお陰」で良かったこともあるんです。


それは “声の大きさ” です。

自分では普通に話しているつもりなんですが、声が凄くデカいんです。

妻からは、「声がそこら中に響いて恥ずかしい。静かにして!」と、よく叱られます。(^^;


でも、そのせいで周りからは「渡辺さんは元気がある!」・「パワーに満ち溢れている」といったことをよく言われており、仕事面でも、プライベートでも大いに得をしています。(^^)v

人生、何が幸いするか分かりません・・・。



あ、そうそう。

私の場合、都合の悪いことを言われた場合に急に黙りこみ、“突発性難聴” であることをアピールすることがありますが、あくまでもそれは “ネタ” に過ぎません。(^^;


私の基本スタンスは、

「聞く耳を持つ」、そして「耳の痛いことほど余計に耳を傾ける」、、、、

今後もそんな姿勢をシッカリ守りながら生きて参ります。