能動的な業務姿勢を身につけよう

2011.07.02
    

写真は、「アパマンショップ須ヶ口店」の土居由香里主任。今朝の 『早朝物確』 での一コマです。 黄色い手ぬぐいで汗をふきふき一生懸命に物件の写真を撮っていました。
『早朝物確』とは、「早朝に行う不動産物件の確認」のことをいいます。
当社では始業の1時間前、毎週土・日の朝8時半よりこれを行なっています。 
毎週、毎週、新規の物件がたくさん入ってくるのです。 賃貸でいえば家主様から空室のご連絡をいただいたり、不動産管理会社様から空室情報がFAXで送信されてきたり、逆に、こちらサイドから既存の家主様にお電話をして空室の確認をさせていただいたり、また、お取引のない物件での空室を発見した場合は、家主様を調査し、訪問をして斡旋依頼をいただくことにより情報を入手します。 
営業担当が、物件の”良いところ”や”悪いところ”を知らないようでは、お客様に自信をもって物件をお薦めすることが出来ません。そういう意味でこれを行っています。
実際、見に行った物件ほどよく決まっています。 見に行ったその日に決まることもよくあります。 ですから、これは非常に重要な行事なのです。 『早朝物確』は、賃貸仲介部のみならず売買仲介部でも行なっています。
  
 
さて、『早朝物確』の説明はこんなところにさせて頂き、今日の本題へと移らせてもらいますね。
 
“指示待ち族”・・・・ これは、ただ単に拘束時間中に与えられた最低限の仕事だけを行なっていればいいと思っているような人、いうなれば、”ヤル気のない社員” ことを指す言葉であります。
 
言われたことをやるだけ、指示されてから仕事をするだけだったら、アルバイトさんで充分。
人件費もそのほうが格段に安く済むわけで、会社経営上もそのほうがいいのです。
もし、あなたが 「正社員」 として雇用されているのでれば、会社はあなたにそれ相応に求めるもの、期待するものがあるのだということを認識しなければなりません。
 
経営者の立場で言わせてもらうなら、そういう姿勢でいられるのは “迷惑” そのもの。 一生懸命、前向きの姿勢で頑張っている社員さんから見ても “迷惑” なんだと思います。
なぜなら、そういう人がいると会社の業績だって伸びていかない(最大限のパフォーマンスが発揮できない)ことになります。 それによって、会社から支給されるボーナスの額だって減ってしまうからです。
 
“正社員のあなた” に会社が求めていることは、 いま任せられている仕事を通じて、利益を出してくれること・・・。 更には、将来的に、より大きな利益貢献をしてくれる社員に育って欲しいということです。 (当社では “正社員” でなくても、そのように願っていますが・・・)

いま自分がやっている仕事が、ちゃんと会社に利益をもたらしているのか、あるいは会社の将来に結びついているのかということを常々考えながら仕事をすることが大切です。
自分が任せられている仕事は、何のための仕事で、どういう価値があるのか・・・というところまで分かろうとする姿勢が大切です。
そういう習慣づけができれば、「自分がどんな形で会社に貢献できるのか」 を理解できるようにもなりますし、いま自分がやっていること、やろうとしていることが、本当にやるべきことなのか、優先順位はどうなのか・・・、こんなことも理解できるようにもなるはずです。
 
兎にも角にも、「受け身」の姿勢ではダメ! “指示待ち族” ではダメなんです。
自分から考えて行動を起こす、能動的に仕事をすることが、会社にとっても、また、自分自身の成長にとっても極めて重要であるということを忘れないようにしたいものです。