自分のプライドを守るために些細なことを批判しない

2011.06.17
    

写真は、二日前(定休日だった水曜日)に訪れた 『なばなの里』 で撮影した 「花しょうぶ」 です。 濃淡の紫色や白色の花が池のふちで咲き競っていました。
この日は、「花しょうぶ」のほか、珍しい「あじさい」の写真もたくさん撮ってきましたので、ブログ用の写真として随時用いていきたいと考えています。
 
さて、この辺で今日の本題へと移ります。
「自分の批判をされると、その相手に対する見方(評価)が変わることってないですか?」
今日は、こんな問い掛けから入らせてもらいます。
 
どうでしょう・・・。 きっと思い当たる節があるのではないかと思います。
(残念なことに、私にも思い当たる節があります・・・)
「個人的な利害関係」 や 「情」 が絡んでくると、同じ問題でも行動(言動)が変わってくることがあるのです。
先日ご紹介させて頂きました自己啓発本 『「人を動かす人」になるために知っておくべきこと』 の中に、このことを分かりやすく示す例えが記されています。
 
それを引用します。次の男女の会話を見てください。 ナンシーの発言の変化に注目です。
 
フレッド: 「あの転校生、アホだな」
ナンシー: 「そんなこと言うもんじゃないわよ」
フレッド: 「だって、君のことブスだって言ってたから」
ナンシー: 「そのアホ転校生、他に何か言ってた?」
 
そもそも「批判」をする場合、自分は誰の利益を代弁しているのでしょうか・・・?
自分のプライドを守るためだけに些細なことを批判する人は多いのですが、それでは自分の器が小さいことを自ら宣言しているようなものです。
ましてや、自分を良く見せるために人を貶(おとし)めることほど卑劣な行為もないのです。 そういうことをする人は自分に自信がないことに他なりません。
 
常に前を向き、”真の目的” から目をそらさないようにしていれば、些細なことなど気にならなくなるのではないでしょうか・・・。
時には、批判することもOKでしょう。 しかし、その場合も直接本人に向かって言えないようなら口に出してはなりません。
そもそも批判することの目的は、「相手を貶めること」ではなく、「相手を助けること」であるということを忘れないようにしたいものです。