自分の意見としてハッキリ述べる

2021.02.19
    


新たな取り決めをするようなときに必ずこんなふうに言う人がいます。

「私はいいのですが、誰々さんが・・・」

自分は問題ないけれど、他の誰かが納得していないのではないか・・・、という言い方です。


しかし、こんな言い方をする人に限って実は当人が納得していないのです。

私は思わず言いたくなります。

「それは、誰々さんの意見ではなく、あなたの意見でしょ!」 と。


自分の意見があるのであれば、自分の意見としてハッキリ述べるべきです。

あたかも別の人のことを心配するようなふりをして、自分の意見を自分の意見として言わない、そんな “卑怯な真似” は慎むべきです。


決して私心(ししん)がなく、根本に「他に良かれかし」という考えがある。

そのように確信が持てるのであれば、堂々と発言すればいいのです。

その場合は、他の人の同調だって得られることでしょう。


逆に、発言の裏側に「エゴ」がちらつく場合、他人の同調を得られるはずも無く、卑しい人間としてみられてしまうのです。


同時に大事なこと、それは、「非難されたくない」とか「いい人と思われたい」という気持ちを捨てるということ。

そうでないと、ハッキリ物が言えませんし、そのために後で嫌な思いもしますし、期待を裏切られたことによって相手を嫌いになったりもします。


また、物をハッキリ言わないと、交渉の場などにおいては、“責められっぱなし” という形にもなります。

あまい発想、あまい期待は持たず、言いたいことは言う。

正々堂々、自分の意見としての発言であれば、言葉に迫力だって出ますし、それだけ相手方に伝わりやすくもなるものです。


兎にも角にも「自分の意見としてハッキリ述べる」、そんな姿勢が大事です。



今日用いた写真は、我が家のリビングに咲く「シンビジウム」。

年末にJAさんが運営する地元農家の直産店にて購入、いまだ綺麗な花を咲かせています。

一昨日、“園芸大好き” の妻がベランダに出して陽の光に当てていたところを撮影しました。

愛情を沢山注いでいるので長持ちするんでしょうね・・・。(^^)v