自分の評価は他人が決める

2011.12.26
    

自分自身に”自信”を持つことは大切です。 力強い人生を送っていく上では”自信”を持つことは必要不可欠と言えます。
しかし、時としてそれが”過信”となっていないかどうかを確認することも欠かせません。
 
私を含めてですが、大抵の人が自分のことを実力以上に高く評価しているのが現実のような気がしますが如何でしょう・・・。
 
そもそも人間という生き物は「エゴの塊」です。
ですから、自分自身のことを評価する際にも、自分にとって都合のいいところだけを拡大して見るようになっているのです。
 
逆に、他人のことを見るときは、相手の悪いところだけを拡大して見るものです。
なぜなら、そのように見ることによって”自分の優位性”を感じ取れるからであります。
 
そんなこともあって、人間は自分のことを実像よりも高く評価してしまうというわけです。
この点を認識しているかどうかによって、その人の人生は大きく変わっていくのだと思います。 
 
過度の自信過剰は、人間を驕り高ぶらせることに繋がります。
それにより、人のことを”上から目線”で見ることにもなります。
また、自分のことを実力以上に高く評価している姿というのは、他人から見ると見苦しいだけ。 「なんと軽薄な人間か・・・」と思われるだけです。
 
そんな人には、”真の応援者”が現れることはありません。
そうなると、その人の成功(成幸)はおぼつかなくなります。
なぜなら、”人は一人では生きていけない”のですから・・・。
 
「自分の評価は他人が決める」
つまり、人間の正しい評価は他人が認めてこそ意味があるものだということを肝に銘じて、謙虚な姿勢を保ち続けたいものです。
昨日も記しましたが、他人の意見を聞く耳を持つことを忘れてはならないのです。