自分は何のために生まれてきたのか・・・?

2010.10.31
    

本文とは何の関係もありませんが、「なばなの里」に咲くダリアの花を載せてみました。おはようございます。
今日の愛知県地方は、”台風一過の秋晴れ” とはいかず、何だか微妙な空模様であります。
夕方からは雨が降るのだとか・・・。スッキリとした青空を拝めるのは、明日の午後2~3時以降
となりそうです。
  
さて、今日は昨日の記事と関連性を持たせた内容でいかせて頂きますね。
  
「自分は何のために生まれてきたのか・・・?」
「自分は何のために働くのか・・・?」
この部分で、自分の考えをシッカリと固めておけば、たとえ苦難に遭遇したときであっても、それを
乗り越えるパワーが沸いてくるのではないかと思います。
 
「お金儲け」 や 「自分の資産を増やしていくこと」 だけのために生まれてきたのでしょうか・・・?
私は、決してそうではないと思います。
 
確かに 「お金」 は大切です。
私も家族を守っていかねばなりませんし、経営者である以上、会社を永続させていく(潰さない)
義務があると思っています。
そのためには 『利益』 を出していかねばならないわけです。
当社の場合、当面の 「目標」 は “経常利益1億円” であります。
 
では、何のためにそれを 「目標」 とするのか・・・?
 
「目的」がなく、「目標」だけを追いかける人生は “時間の浪費” であるわけですが、その「目的」
が “利己的なもの” 、”自分さえよければいい・・・” という発想であってはいけないと思うのです。
 
個人であれば、「お金」 がなきゃ生活していけませんし、扶養家族のある人にとっては家族を守っ
ていかねばなりません。
企業であれば、『利益』 が上がらなければ、会社を存続させていくこともできませんし、ひいて
は、社員を不幸にしてしまいます。
ですから、「お金」 は大事。 それ自体を否定するつもりは毛頭ありません。
 
しかし、ある程度、自分が満たされている状態にあるのであれば、”足るを知って”、周りにも心を
配ることこそ大事だということです。
 
私の場合、経営者の立場で言わせて頂けば、
 「同業者の中では、最も社員が幸せになる会社にしたい・・・」
 「この地域で、最もお客様に喜んでもらえる会社にしたい・・・」
こんなことを心の底から願っています。
 
その 「目的」自体が、キレイなものであり、かつ、シッカリとしたものであれば、どんな苦労や苦難
にも耐えていけるのではないか というふうに思っています。
 
[盛和塾] で学ぶ友人が言っていた言葉でありますが、
 「自分がしたいことをしているだけでは “幸せ” だとは言えない。
   人としてすべきことをして、初めて “幸せ” だと言えるのではないか・・・」
 まさに同感であります。