自分も、他人も許そう

2011.11.07
    

今日は、昨日ご紹介させて頂いた書籍(「つらいな」と思ったとき読む本)の中から、個人的に印象に残った項目を自分なりに要約して記させて頂こうと思います。
 
もし、会社や学校やサークルの中に、「おい、おい・・・」と言いたくなる様な人、ちょっと頭にくる様な人がいたとしても、係わり合いを持つことなく淡々としていなさい・・・ といった旨の記載がありました。
 
例えば、レストランに入って 「あの店員さんにクレームを言ってやろう」 と怒っている人(仲間)がいても、この本の著者である中谷彰宏さんは怒らないのだとか・・・。
なぜなら、その店員さんは “いっぱいいっぱい” だから。
「あの人は、あれで”いっぱいいっぱい”なんだ」と思えば、たちまちその人との人生の係わりが別世界となるものだと中谷さん。
この考え方には、「なるほど・・・」と思いました。
 
「あの人、迷惑だよね」と思っているうちは、自分も人間的に “まだまだ” ということです。
もし、同じチーム内にそういう人がいて、その人と一緒に仕事をしなきゃいけない場合は、「いっぱいいっぱいだから・・・」と許してあげる姿勢が大事。
「許さない」、「思い知らせたい」、「やっつけたい」と考えているうちは自分も相手と同じステップにいるということなのです。
相手を”許す”ことで、自分の人間性がワンステップ上がるのです。
ですから、片意地張らずに”許す”ということを身につけたいものです。
 
中谷さんも記しておられますが、「自分も、自分より高いステップにいる人にどこかで許してもらっている」ということを忘れてはなりません・・・。
 
※写真は我が家のリビングにある”お花”。キレイでしょ・・・。大きなユリとサクラ(秋に咲く桜)であります。