苦難は魂の磨き砂

2011.06.25
    

写真は、昨日参加させて頂いた 「盛和塾名古屋・自主例会」 の様子。
演壇に立っておられるのは、株式会社カネスエの牛田彰社長。 昨日は、勉強会として牛田社長による講演を聞かせて頂きました。 「フィロソフィ」 と 「アメーバ経営」 の重要性に主眼をおいたお話でした。
牛田社長は、盛和塾本部の理事を務めていらっしゃる方でもあり、稲盛塾長の教えが私とは比較にならないほど血肉化されているのを感じました。 私も、もっと、もっと、学びを深めていかねばなりません・・・。
 
さて、今日は 「盛和塾」 の話題から入りましたので、関連ネタでいきます。
私も盛和塾に入塾以来、示唆に富んだ数々の素晴らしい言葉や考え方を学ばせて頂きましたが、その中でも私の脳裏に強く焼きついているのが 「苦難は魂の磨き砂」 という言葉であります。
当時、当社 そして私がそういった状況にあったので余計に印象に残っているのかもしれません。
私たち人間は、物事が思い通りにいなかいと、不機嫌になったり、イライラしたりしますよね。
そして、障害になっている人や物のことを疎ましく思ったりします。 
でも、雨や嵐、悪天候の日があるからこそ、晴れた日が清清しく感じるものではないでしょうか。
年中晴天ばかりでは、路傍の草木だってみんな枯れ果ててしまいます。
 
そもそも、思い通りにならないのが 「人生」 というもの。 なんでもかんでも自分の思い通りに事が進むようなことは決してないのです。
 
では、自分の前に立ちはだかる障害にどう向き合っていけばいいのでしょうか・・・・。
障害にぶち当たった時、それは 「自身の人間性を磨くチャンス」 だと捉えればいいのです。
「苦難は魂の磨き砂」 そんなふうに考えるようにしたいものです。
 
しかし、今回の震災のように、とてつもない障害や苦難に遭遇した場合に、このように考えることは、並大抵のことではないと思います。
私も、いざという時に、果たしてそんなふうに捉えることができるのか確固たる自信もありません。
でも、常日頃からこのことを人に話したり、書いたりすることにより、自身の潜在意識の中に叩き込んでいきたいと思っています。 
被災者の皆さんのことを思うと、この言葉を安易に記してよいものか随分と迷いましたが、思い切って記させて頂きました。 お気を悪くされる方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。