

今日は、以前にも記したことのある内容でありますが、「先手先手で考えること」、更には「ギリギリまで考えること」の重要性について記させてもらいます。
盛和塾の稲盛和夫塾長からは、『土俵の真ん中で相撲を取る』というフレーズで、その重要性を教えて頂いております。
(当社の「ウィズコ・フィロソフィー」の中にも、同様のタイトルで一項目が存在しています・・・)
先日、ある経済紙(ちょっと古いやつですが・・・)をめくっていたら、「ギリギリまで考える人、と ギリギリになって考える人。あなたはどっち?」といった記事を見つけました。
さて、皆さんは、どっちですか?
その記事によると、「ギリギリになって考える人」は、そもそも考える時間が足りないので、いい答えが出せないばかりでなく、”考えるノウハウ”も蓄積されない・・・。
考える時間も短いし、考える”質”も低いので、正しい判断ができない・・・。
そういった悪循環に陥るとのことであります。
逆に、普段から、早め早めに先手を打って考える人は、時間にも余裕を持って考えることができるので、いい答えが出るばかりでなく、”考えるノウハウ”までもが蓄積されていく・・・。
だから、万が一、直ちに答えを出さねばならぬ場面に遭遇したとしても、”質”の高い考えができる・・・。
そういった好循環になるとのことです。
こうしたことは、よく考えれば当たり前のことなのでしょうが、意外とそれが出来ていないのが現実ではないでしょうか?
「ギリギリになってから考える」のではなく、「ギリギリまで考える」。
先手先手で考えて、更にギリギリまで考えるのです。
つまり、思考の面においても『土俵の真ん中で相撲をとる』ことが大切だというわけです。
常にそれを意識することによって、思考能力が高まり、正しい判断が導き出せるようになるだけではなく、ひいては、仕事や人生の結果までもが好転していくのだろうと思いますが如何でしょう・・・。
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