本日ご紹介させて頂きますのは、「顔を洗うこと 心を洗うこと」(サンマーク出版)です。
この本の著者である今野華都子さんは、インターナショナルエステティシャンで、世界110ヶ国が
参加して行われた「第1回LPGインターナショナルコンテストL6」において、日本人で初めて
フェイシャル部門№1に選ばれたフェイシャルの第一人者。
現在は、「タラサ志摩スパ&リゾート」 の社長を務めておられます。
今野さんは、「盛和塾生」でもあり、私が所属する名古屋塾の例会において講演をして頂いたこともありますが、人間味溢れる素晴らしい方です。
この本では、今野さんがエステティシャンとして店舗経営をしていく中において、若いスタッフを
教育していくさま、また、それを通じ、問題のあったスタッフの面々がどのように変わっていったか
が描かれています。
この本の中において今野さんは、
自分の人生や運命を変えていくには、大きな努力なんて要りません。
必要なのは日常の小さな習慣を積み重ねていくことです。
毎日の習慣は、やがてその人の心の品格、ひいては魂の品格まで高めてくれる。
と述べられています。
とても解かりやすく読みやすい本ですので、ご興味をお持ちになられた方は是非読んでみて
ください。
その今野華都子さんが、先日ある雑誌の対談記事で取り上げられているのを見つけました。
今野さんは、その中で以下に記す3つのことが最低限できるかどうかで、
人生が大きく違ってくると断言されております。
まずは、 『笑顔』
次に、 『「ハイ」という肯定的な返事ができること』
そして、 『人の話をうなずきながら聞くこと』
仕事の場面での具体例として、次のようにお話されています。
自分がまだやったことのない仕事を頼まれたとき、
あるいは、違う部署に配属になったとき、
「それは私にはできません」とか、「自信がありません」とか言ってしまう。
しかし、私たちが新入社員のころは、殆ど全てが初めての経験で、自分が
やれるかどうかも分からないのに、素直に「ハイ」と言っていました。
そうして仕事を受け入れてきたからこそ、自分の能力を開くことができたのです。
だから、仕事を頼まれたときは笑顔で「ハイ」と受け入れてやってみる。
教えてくれる人の話をうなずきながら聞く。
それが自分を育てていく道だと思います。
「できません」「やれません」と言ったら全ての可能性に蓋がされるのです。
どうです? こういう基本的なことを身につけて初めて、自分を生かしていける段階になっていく
のでしょうね・・・・。
上記の3項目は、毎日の仕事の中で着実に身につけてゆきたい、習慣としたいものです。
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