皆さん、こんばんは。3日間ブログをお休みさせてもらいました。ゴメンナサイです。この間、何をしていたかと言いますと、”2泊3日の韓国旅行”に行っていたのです。5月14日付のブログに書きましたが、ゴルフコンペ(GNP杯)で当たった例の懸賞旅行です。大学1年生の長女と二人で行ってきました・・・・。 私にとっては、行き先うんぬんより、娘と二人で行くということが重要で、とても嬉しいことでありました。しかし、韓国・ソウルを訪れるのも、私自身はじめてのことでしたのでワクワクした気分で日本を飛び立ったのも事実です。 天気にも恵まれ、娘と二人で楽しい時間を過ごさせてもらいました。「ソウルタワー」、「板門店」、「昌徳宮」を観光し、韓国の代表公演「ナンタ」を観覧、また、娘が楽しみにしていたソウルの繁華街「明洞」でのショッピング等も楽しみ、実に中身の濃い旅行でした。こういう機会を戴きましたことに感謝です。カムサハムニダ!
今回の旅行の中で、私が個人的に最も楽しみにしており、かつ、最も印象に残ったのが「板門店」(JSA:共同警備区域)、世界唯一の”民族分断の現場”です。 観光するにあたっては、注意事項および”アメリカ合衆国・大韓民国は訪問者の身の安全を保障することは出来ない”という旨を記載した「訪問者宣言書」への署名が必要で、指定された場所以外での写真撮影や、手を振ったり、指を差したりしないよう、固く注意を受けました。左上の写真は、軍事分界線上の『会談所』の内部風景。国連軍(韓国兵)が立つテーブルの中央から向こう側が韓国側、手前側が北朝鮮側です。つまり、私は北朝鮮に足を踏み入れ写真を撮ったことになります。この『会談所』は全部で7棟あり、そのうち3棟は国連軍が、4棟は北朝鮮軍が管理をしているとのこと。国連軍が管理する中で本会談所は南北が合う唯一の所なのです。 下の写真の上段左は、『会談所』の外観、中央は『会談所』の中での韓国兵とのツーショット。韓国兵は、まるで蝋人形のように微動だにしません。 右は、『板門閣』と呼ばれる建物。北朝鮮が管理するところで一番代表的な建物です。この建物から北朝鮮の兵士が私たちの動きを双眼鏡で観察している様子が伺い知れました。ちょっと緊張です・・・・。 下段の写真、左は『平和の家』。こちらは韓国側の建物です。中央は、『帰らざる橋』。板門店の真中を通っているこの橋は、1953年停戦後この橋で捕虜の交換が行われ、捕虜たちが一旦南か北どちらか方向を決めたら2度と帰ることができないことからこの名前が付けられました。そして、右側は、板門店から臨む北朝鮮。韓国側から「宣伝村」と呼ばれているところです。160メートルの鉄塔に畳26帖分の大きさの北朝鮮国旗が掲げられています。このツアーのガイドさんから朝鮮戦争および民族分断の歴史を聞かせてもらいましたが、実に悲しい現実です。すぐそこに見えていながら、アメリカよりもアフリカよりも遠い国、”世界で一番遠い国”だとガイドさんが言っていたのが印象的でした。一刻も早く、民族の平和的統一がなされることを願ってやみません。
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