営業マンは幸せを運ぶ配達人

2011.10.01
    

今日から10月、神無月(かんなづき)、衣替えのシーズンです。
高校生の息子は、今日からガクランを着て出校していきました。 昨日まで半袖シャツだった私も、今日から長袖シャツに変更です。 このところ朝晩はメッキリ涼しくなり、油断をすると体調を壊しかねません。 実は、私も 「風邪をひいちゃったかな~」って感じです。 皆さんも体調管理には重々気をつけてくださいね・・・。
 
さて、今日の「本題」へと話題を移します。 今日は 『営業マンは幸せを運ぶ営業マン』 というタイトルで行かせてもらいます。
営業マンが商品またはサービスの提供を提案し、それをお客様から断わられたような場面を想像してみてください。
例えば、当社のような不動産仲介業で言えば、営業マンが「この物件は、このお客様にピッタリだ!」と自信をもってお奨めしたにも関わらず、お客様からお断りを言われたようなときです。
営業マンは、「お客様が物件を気に入らなかったんだ・・・」というふうに解釈します。
 
紹介物件が”お客様ニーズ”に合っていないがために断わられるケースは確かに多いものです。
しかし、すべての理由がそこにあると思い込んではいけません。
実は、営業マンの”態度”や”人間性”をキャッチして拒否をしている場合も結構あるということを認識しておくことが大切だと思います。
 
私が”お客さん”の立場で、物品を購入しにいったときなど、実際このパターンで「拒否」をすることが多いのです。
地デジ化を前に、家電量販店にテレビを買いに行ったときなどは、もろにそんな感じでした・・・。
 
その日は、時間的に余裕もない日でしたので、「A社で買おう!」と決めてA社に出向いたのです。 プライス的にも満足で、購入する気マンマン・・・。しかし、対応した販売員の態度がどうしても気にくわなかったのです。言葉は悪いですが、「コイツからは買いたくない!」って感じです。
 
結局、A社では購入せず、B社へ行くことに・・・。 時間が無いのにも関わらず、です。
B社の販売員さんは笑顔もステキで、接客態度も素晴らしく良く感じました。(あとから思うと、これが”当たり前”の姿だったのでしょうが、A社とのギャップで余計にそう感じたのだと思います・・・)
 
最終的に、A社で検討していたものとはメーカー違いのテレビに決めましたが、プライス的にはB社のほうが逆に高いくらい・・・。 でも、B社で買いました。
私の親の家のテレビも同時に購入しましたので、合計4台。 それに、掃除機等も併せて購入しましたので、金額的にも”そこそこ”の買い物です。
これだけの売上を、A社は一人の販売員の「接客態度」(”人間性”と言っていいかも知れません)で失ったのです・・・。
 
自分がとったこの購買行動を通じて、「当社は大丈夫か?」と不安を感じた私です。
私自身が高い人間性を兼ね備え、魅力的な人間だというつもりは毛頭ありません。 しかし、この部分については真剣に見つめ直してみることが肝心だと感じた次第です。
 
お客様から断わられるのは、自分の応対・接客態度が悪いから、人間性に魅力がないからなのではないか・・・、こんなふうに考えてみることが大事です。
逆に、お客様が購入申込み(契約)をしてくださるのは、ある意味で営業マン(販売員)に惚れてくださったからだと言えるのかも知れません。 
 
ある方が、言っておられた言葉を思い出します。
「営業マンは幸せを運ぶ配達人」
今日は、特に自社の社員全員に対するメッセージのような形で記させて頂きました。
  
※写真は、稲沢市内で今朝撮影した「ヒガンバナ」です。この花がよく似合う季節となりました・・・。