前回に引き続き、今回も当社のフィロソフィーから 【上司を立てる】 という項目を紹介させてもらいます。
フィロソフィー手帳(ウィズコ・フィロソフィー)のP.66に次のように記しています。
どんな組織においても、上司にどう対処するかで悩まない人はいないと言えるでしょう。性格的に合う合わないということもあるでしょうし、時には、自分のほうが知識もあって有能ではないかと思ったり、また、何と“甘っちょろい”上司だと思ったりするようなこともあるかも知れません。
しかし、いかなる場合も上司を軽視してはなりません。当社の場合、年功序列は採用していません。ただ単に社歴が長いだけで管理職に就いている者はいないのです。それなりの素晴らしい面があって登用されているのです。あなたは気づかないだけで、あなたにはない何か、「能力」や「経験」があるのです。
上司のいいところを見つけ、とにかく上司を立てる。そして、全力でサポートすることが重要です。いつか自分が部下を持つときが来るでしょう。因果応報で、自分がやったことは、そのまま自分に跳ね返ってくるということを忘れてはなりません。
また、人はいくつになろうとも、どの様な立場になろうとも、“自分以外はすべて師”と定め、謙虚に学び続ける姿勢が重要なのだということも忘れてはなりません。
ウィズコ・フィロソフィーでは、この項目の次に 【上司に成果をあげてもらう】 という項目も並んでいますが、そこでは部下は上司本人の「強み」によって成果を上げてもらうようにサポートをしていくべき(弱みは気にしない)である旨、および、現実は企業ドラマとは違う、つまり、“下剋上” のようなことは起こらないし、考えるべきでもないという旨を記しています。
兎にも角にも、上司の強みを活かし、上司に成果を上げてもらうことこそが、部下たる自分自身が成果をあげる鍵であると認識することが重要です。
※写真は、本文とは何の関係もありません。
先週の社員旅行の際に撮影した「由布岳」(ゆふだけ)です。
大分県由布市と別府市の境にある山で、“由布院の象徴” 。
別名、「豊後富士」(ぶんごふじ)とも呼ばれています。
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