顔をあげよう、目配りしよう

2012.05.11
    

何という花だか知りませんが、適当な写真が無いので掲載させて頂きました。何気に可愛いお花ですよね・・・。

今日の本社朝礼時の『フィロソフィ手帳』(ウィズコ・フィロソフィー)輪読では、「細部にまで注意を払う」という項目をやりました。
その中で出てきたキーワードが”有意注意”というものであります。 
 
そこで今日は、ソレ(有意注意)に関連性をもった内容でいかせてもらいます。
先日、名古屋市内のとある飲食店に入った時のことです。
ランチを食べ終え、別料金で「コーヒー」を注文しようと思ったのですが、店員の”おばちゃん”が、常連客とおぼしき”おじちゃん”との会話に夢中になっているのです。
 
いつもの私なら、大きな声で「スイマセ~ン」とやるのですが、二人の会話があまりにも盛り上がっているので、それを中断させるのも申し訳ないと思い、注文するのをやめました。
 
このときに思ったことが、「ここの経営者は、たまらんな・・・」ということです。
 
コーヒー1杯、わずか350円の売上かもしれませんが、この店員さんのせいでソレが無くなっちゃったんですから・・・。
“一事が万事”で、これと同じようなことが、きっとあるのだろうと思います。
 
よく考えると、このようなことって結構多くあるような気がするのです。
居酒屋に行ったときとかでも、こっちは飲み物を注文したいのに店員さんが気づいてくれなくて、イライラ・・・、「もう、いいか・・・」ってなこと。
読者の皆さんも、そんな経験ありませんか?
 
彼らは何のために働いているんでしょうか・・・。
 
バイトでお金を稼ぐこと・・・ 確かにソレも目的だといえるのかも知れませんが、根本は「お客様に喜んで頂けるサービスを提供し、自分を雇用してくれている会社(お店)に利益をもたらすこと」だと思うのです。
その対価として、”お給料”を貰っているんだということをシッカリと認識してもらいたいものです。
 
新幹線の「ワゴン販売」とかでも、とてつもない売上げをつくる”カリスマ”みたいな人がいますよね。
普通の人と何が違うのかといえば、ズバリ、”目配り”(観察力)が違うのでありましょう。
(その他にも、”意欲”をはじめ、たくさんの要因があるのだと思いますが・・・)
 
目の前にある仕事で”いっぱいいっぱい”の状態なのかも知れませんが、”販売のプロ”(それを行なうことによって”お給料”を貰っているのなら、”プロ”ということになります)である以上、お客様への目配り・気配りを怠るようなことがあってはなりません。
 
このことは、物品を販売する人のみならず、どんな仕事をする人であっても意識すべき大切なことだと思います。
 
意識するのは、頻繁に”顔をあげる”こと・・・。
うつむいてばかりいては周囲の変化にも気づけません。
とくかく「顔をあげること」を意識して、周りへの目配り、”観察力”を養って参りましょう!!