「先行逃げ切り型」でいこう!

2020.08.31
    


早いもので気が付けば8月も終わり。明日から9月、“September” です。

コロナに翻弄されているうちに一年の3分の2が終わっちゃいました。


当社のような営業会社では世の中がどうであれ、「売上」、そして「利益」を追求していかねばなりません。

「利益」とは人間の身体で言えば、酸素や水や食料、血液のようなもので、それがなければ生きられないという重要なものです。

社員の雇用・生活を守るためにも、公明正大に事業を行ない、正しい利益を追求せねばなりません。

利益が出た場合には、その約半分が税金として国に納められる訳ですから、ひいては “社会貢献” にも繋がるわけです。


今年は多くの会社がコロナの影響で売上を落としています。

当社も例に漏れず苦戦を強いられています。


しかしながら、へこんだ分を一気に取り返すなんてことは無理です。

そうではなく、「目の前のこと」・「いま出来ること」に集中するのです。


売上に関して言うならば、明日から始まる9月、この1か月間に全力を傾けることが大事です。

まずは目標を達成し、その上で “プラスα” を狙っていくのです。


そのために、大事なこと。

それは、ずばり、スタートダッシュ!!

いい結果を残したいのであれば、コレに尽きます。


「先行逃げ切り型」のスケジューリングを行ない、そのとおりに着実に進めていくのです。


悪戦苦闘しつつも、月末に何とか帳尻をあわせるような形で目標を達成する、それはそれで立派なことだと思います。

でも、私の理想は「先行逃げ切り」です。


こんな言葉を聞いたことがありませんか?

人生には3つの坂があって、それは「上り坂」・「下り坂」、そして「まさか」。


途中、想定外の出来事に遭遇して身動きが取れなくなることだって考えられます。


現状がすでに出遅れている状態であるなら、そこから必死になって巻き返すべき。

それは、当たり前のことです。


よく、勉強で「追い込み型」で試験に合格したり、高得点を取ったりする人がいますよね。

でもそれは、その人に「基礎力」(基礎学力とか、確固たる勉強手法を習得しているとか、)がついているからなんです。


そうでない普通の人(多くの人)にとっては、「先行逃げ切り型」であるべきです。


「自分は追い込み型だからなぁ。でも、今までもこのスタンスで何とかなってきたし・・・」、そんなふうに思っておられる方も、ここは一念発起し “先行逃げ切り型” に切り替えてみては如何ですか・・・?

そうすれば今より時間に追われる生活をしなくて済むはずですよ。


「勉強」も「仕事」も、もっといえば「人生」も “先行逃げ切り”。

そんなスタンスで臨みたいものです。


あ、そうそう。リーダータイプの人は、「先行逃げ切り型」の人が多いとのことです。

先行逃げ切るを図るには、「先見性」と「計画性」が必要だからです。


私も経営者として、常に一歩先を見据えながら、今やるべきことに魂を込めて臨んで参ります。

先行逃げ切りの姿勢を常に意識しながら、自分の職責を全うして参りたいと思っています。


後手後手に回り、追いつめられると、本日の写真として採用した熊(我が家のリビングにいるテッドの縫ぐるみ)みたいな顔になっちゃいますからね・・・。(笑)