『土俵の真ん中で相撲をとる』 (先手先手で考える)

2010.03.28
    

写真は、昨日の清洲公園の様子。 地元ではお花見の名所となっている公園です。
「桜」の種類が違うのでしょうか、ほぼ満開に近いものもあれば、まだまだといった感じのものも
ありました。総じて見れば、五部咲きといったところでしょうか・・・・。
昨日は、ビニールシートを敷いて「お花見」をされている家族ずれの姿もポツポツと見られました。
来週あたりが「お花見」のピークになるのでしょうね。きっと。
綺麗な桜の写真が撮れましたら、また掲載させていただきますね・・・・。
 
 
さて、今日は 「先手先手で考えること」、 更には「ギリギリまで考えること」 の重要性
について書いてみます
盛和塾の稲盛塾長からは、『土俵の真ん中で相撲を取る』 というフレーズで、その重要性
を教えて頂いております。
当社の「ウィズコ・フィロソフィー」の中にも、同様のタイトルで1項目が存在しております。
 
 
先日、ある経済紙(ちょっと古いやつですが・・・)をめくっていたら、
 「ギリギリまで考える人、と ギリギリになって考える人。あなたはどっち?」
                            といった記事を見つけました。
 
皆さんは、どっちですか・・・?
 
「ギリギリになって考える人」は、そもそも考える時間が足りないので、いい答えが出せないばかりでなく、”考えるノウハウ”も蓄積されない。
考える時間も短いし、考える”質”も低いので、正しい判断ができない。
そういった悪循環に陥る、とのこと。
 
逆に、普段から、早め早めに先手を打って考える人は、時間にも余裕を持って考えることができる
ので、いい答えが出るばかりでなく、”考えるノウハウ” までもが蓄積されていく。
だから、万が一、直ちに答えを出さねばならぬ場面に遭遇したとしても、”質” の高い考えが
できる。 そういった好循環になる、とのことです。
 
これらのことは、よく考えれば当たり前のことなのでしょうが、意外とそれが出来ていないのが
現実ではないでしょうか・・・?
 
「ギリギリになってから考える」 のではなく、「ギリギリまで考える」。
先手先手で考えて、更にギリギリまで考えるのです。
つまり、思考の面においても 『土俵の真ん中で相撲をとる』 ことが大切です。
 
常にそれを意識することによって、思考能力が高まり、正しい判断が導き出せるようになるだけではなく、ひいては、仕事や人生の結果までもが好転していくのだろうと思いますが如何でしょう・・・・。